ポニーリーグでも大きく注目された速球派右腕・
窪田大和投手(江東ライオンズ)。幼稚園から小学校5年生まで、インドネシアで育った経歴がある窪田は、167センチ、68キロ(取材当時)と決して上背はあるわけではないが、馬力の強さを生かした投球フォームで、最速は143キロまで伸び、回転数もかなり高いという。
NPBでは小柄な投手で活躍している投手といえば、
美馬学投手(ロッテ)、
谷元圭介投手(中日)、社会人野球では、
佐竹 功年投手(トヨタ自動車)がいるが、窪田は沈み込んで投げるフォームなので、美馬や谷元のような投手が完成形ではないだろうか。
高校に進めば、注目を浴びるだろう。NPBに進むとなれば、身長180センチ台の投手を凌駕するようなスキルをどう身につけるかが3年間の課題となりそう。窪田ならば、絶対に抑えてくれる。修羅場を必ずくぐり抜けてくれる。そう思わせる投手になることを期待したい。
更新日時:2022.02.20