城田 真理人選手 (国士舘)

城田 真理人

球歴:国士舘

都道府県:東京

ポジション:投手

投打:右 / 右

身長:170.0 cm

体重:63.0 kg

学年:卒業

寸評

 1年生ながら、活きの好いピッチングをする力投派。夏の西東京大会では、東海大菅生にサヨナラ負け(2015年07月22日)をきするなど、悔しい思いをした。その経験が、今後にどう活きるのか注目したい。 (第一印象)  キレの好いボールを投げ込む実戦派で、最終学年では東京都を代表する存在になるだろうと予感させる好投手。 (投球内容)  170センチそこそこと体は小さいものの、躍動感溢れる投球を魅せます。すでに球速も135キロ前後出せる勢いがあり、ブレーキの効いたスライダー、チェンジアップ、カーブなどとのコンビネーション。特に少し肘を下げたスリークオーターのため、スライダーの曲がりに特徴があります。  牽制が非常に鋭く、クィックも1.0~1.1秒ぐらいで投げ込み、野球センス・運動神経高さを感じます。ピッチングも両サイドに投げ分けるコントロールがあり、右打者の内角を厳しく突くなど、かなり微妙な出し入れもできる投球術も。 <長所>  球持ちに優れており、指先の感覚の良さが光ります。グラブが抱えられなかったり、足の甲での地面への押し付けが遅くボールが上吊りやすいところを、指先の感覚で上手く制御できています。  お尻も落とせるフォームであり、腕の送り出しにも無理がないので、故障のリスクが非常に少ないフォームではないのでしょうか。 <課題>  着地までの粘り、足の甲の地面への押し付け、ボールへの体重の乗せ具合など含めて、下半身の使い方に、まだ物足りなさを感じます。股関節が固いなどの要因があるのかもしれませんが、少し腰高で下が使えていないのを、徐々に使えるようにしたいところ。
更新日時:2015.12.18

将来に向けて

 1年生にしては、非常に完成された選手。そういった意味では、今後何処まで伸びしろがあるかはわかりません。持っている野球センスは素晴らしく、今後の志し次第で技量を高めて行ければ、最終学年では東京都でも屈指の好投手に育つのではないのでしょうか。  タイプ的には、大学・社会人タイプといえますが、体が大きくなってくると、スカウトの目にも留まりそう。いずれにしても、今後の飛躍が大いに期待される投手だと言えるのではないのでしょうか。
更新日時:2015.12.18

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