黒川 ラフィ選手 (筑陽学園)

黒川 ラフィ

球歴:筑陽学園

都道府県:福岡

ポジション:投手

投打:左 / 左

身長:175.0 cm

体重:63.0 kg

学年:卒業

寸評

筑陽学園の秋季九州大会進出の立役者。インド人の父と、日本人の母との間に生まれた黒川ラフィ、柔らかさが特徴だ。マウンド上では、数字(175㎝)以上に、背が高く見え、頭が小さく、筋肉がついていない分、ノビシロを期待させる選手です。 (躍進の福岡南部大会)  決勝までの6試合中、福岡工大城東筑紫台九産大九州と、強豪相手に3試合完封で、1年ながらも、一躍、福岡屈指の好左腕に名乗りでた。腰をぐっと低く落とし、その伸び上がりのバネを利用し、スリークォーターから、叩きつけるように腕を振る。独特のフォームから繰りだされる伸びのある球と、そのしなやかさは、一見したら忘れられないくらい特徴的だ。又、福岡福島戦では、走者一塁時に、引っ掛けさせ3併殺と、巧みさも披露した。 (一転、スタミナ切れか?)  福岡南部大会・決勝の久留米商戦は、4-5で敗退。3位決定戦の東筑戦は、2-4で辛勝も11安打を浴びた。そして、秋季九州大会・緒戦の創成館戦にて、2-9。自身も、5回1/3を9安打、自責点7と打ち込まれた。スタミナ切れなのか、下半身の粘りもなく、いい球筋を生み出す腕のふりもよくなかった。フォームもスリークォーターよりも下から腕がでており、それが意識的ならいいのだがと思ったほどだった。
更新日時:2010.12.01

将来の可能性

まだまだ、1年生。同世代の福岡左腕では、一番の実績を残した自負を胸に、スタミナ切れを反省し、体を作ってほしいと思う。今後どのような成長をみせ、筋力強化をはかり、最後の夏をむかえるか非常に楽しみ。その時まで、「福岡の左腕ダルビッシュ」等の安易なネーミングは封印したい。それは、この選手への期待をこめての封印だ。
更新日時:2010.12.01

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