宮地 翔太選手 (中京)

宮地 翔太

球歴:中京

都道府県:岐阜

ポジション:投手

投打:右 / 右

身長:184.0 cm

体重:80.0 kg

学年:卒業

短評

(観戦レポートより抜粋 2010年09月25日) 中京の勝利の立役者は、完封勝利を挙げた先発右腕の宮地翔太だ。 今秋からベンチ入りし背番号10をつける。185センチ、82キロと体格に恵まれ、今後に期待を持たせる豪腕ピッチャーだ。 自身でも「ストレートがウリ」と語るように、最速140キロとスピードが出ている。腕の角度がキマッたときのストレートは伸びも十分。ズバーンとファースト・ストライクを叩きつけてくる。 フォームは、本格派のムードを漂わせてゆっくりと振りかぶり、テークバックでは腰を折らず背筋を伸ばした状態を長くキープ。 筆者は準々決勝の加納戦でも宮地を観たが、そのときは重心が後ろに残りがちで、突っ立って投げているケースも見られた。 だがこの日は、ほどよく力みが抜けて、いい状態でマウンドを支配できたはず。内野ゴロを重ね、岐阜工打線を完封した。 単に上背があるからというのみならず、精神面でも打者を見下ろしたような投球で9回を投げ抜いた。 課題を挙げるとしたら、本格派投手に共通する課題ではあるが、時折の棒球とコントロールか。加納戦ではワンバウンド球、この日は高めに抜ける球がしばしばあった。東海大会までの1ヶ月間でこの辺が多少なりとも修正されれば、他県の強豪相手を相手にしても抑え込めるはずだ。
更新日時:2010.09.28

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