大石 竜太選手 (横浜)

大石 竜太

球歴:横浜

都道府県:神奈川

ポジション:二塁手

投打:右 / 左

身長:175.0 cm

体重:75.0 kg

学年:卒業

千葉のシニアにいた打率4割超えの好打者 通算10本塁打の中学生スラッガーに注目


 千葉の柏シニアは、2022年で創設26年目と比較的歴史は浅いが、春に開催された第15回読売新聞社杯 兼 第44回千葉県大会でベスト8進出を果たすなど、就任3年目・森野監督の改革で1つの功績を残した。  そのチームの主力を任されるのが小川斗弥内野手(3年)である。  167センチ、53キロとまだまだ身体は細いものの、取材時点では中学通算10本塁打をマークする強打ぶりを誇っている。  ヘッドを立ててトップをあらかじめ作った状態で構えると、すり足もしくは小さく足を上げてタイミングを測る。そこからミートポイントまで最短距離でバットを振りだして捉えていく。突っ込むことなく打てていることもあり差し込まれることなく、ミート力が高く、ライナー性の鋭い打球を連発していた。  柏シニアに入った当初は100キロほどしかしかなかったスイングスピードも、「フルスイングを常にやり続けたことと、身長は20センチ、体重は20キロ増えた」ことで130キロまでスピードアップした。さらに指導者からアドバイスを受けてヘッドを立てることを大事にした結果、打率も4割を超えるようになった。  走攻守そろった選手として将来性を感じさせる。打撃では野手の間を抜いていく中距離砲タイプ。二塁の守備では、捕ってからスムーズなスローイングを披露し、50メートル走6.3秒の脚力もある。身体能力の高さは強豪チームに引けを取らない。  まだフィジカルの部分では物足りなさはあるが、打撃技術は光るものがある。これからのステージで確実にステップアップすれば、注目される存在となるのは間違いない。
更新日時:2022.06.12

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