星 稜太選手 (浦和学院)

星 稜太

球歴:浦和学院

都道府県:埼玉

ポジション:外野手

投打:左 / 左

身長:178.0 cm

体重:80.0 kg

学年:卒業

 最速128キロを計測する北海道の快速右腕・藤林悠真投手(3年=北斗ポニー)が、ポニー日本代表に選出された。  先日の選考会では沖縄選抜から12奪三振を奪う好投を見せ、メンバー入りに向けてアピールに成功した。セットポジションからスムーズな体重移動をしつつ、内旋させた右腕を適度に折りたたんでトップを作り、力強く振り抜いていた。  縦回転で角度のついた真っ直ぐは、バックネットから見ても勢いは十分。縦に鋭く沈むスライダーも切れ味があり、これからの成長が楽しみな投手だった。  日本ハムからメジャーへ羽ばたいたダルビッシュ有投手の影響が大きいという。  中学に進学したころから、メジャーリーグの試合を見る機会が増えた。メジャーリーガーのフォームを研究する中で、ヒップファーストを覚えたという。それを習得したことで「綺麗な真っすぐを投げられるようになってきた」と質を高めることに繋がっており、現在も継続している。特にダルビッシュのフォームをイメージ作りの中で最も参考にしているという。  世界の舞台に挑むチャンスをつかんだ。憧れのメジャーの地、米国でも多くを吸収し、さらに大きな成長を狙う。
更新日時:2022.05.14

短評

レポートより抜粋>  2チームで12人の選抜チームを編成した北海道選抜が3対1で沖縄選抜を下した。この試合、北海道選抜の先発・藤林 悠真投手(3年=北斗ポニー)が6回を投げて被安打1、奪三振12、与四死球1、失点1と好投を見せた。  チームの指揮を執った松尾監督は「直球が彼の持ち味です」とダイナミックな投球フォームから、角度を付けた直球は最速128キロを計測するという。対戦した沖縄選抜の選手からも「球威、制球力ともにありましたが、ナチュラルに直球が動いて捉えにくかった」と藤林の直球の良さを話す。  カーブや縦のスライダーといった変化球もあり、木製バットを使う中学生には攻略が難しかった。  これからの成長に期待がかかる藤林は「1人1人の打者に集中して思い切り投げたので、今まで以上の力が出せたと思います」と振り返る。  フォームを参考にしたのは同じ北の大地で活躍したメジャーリーガーだった。 「中学になってすぐメジャーリーガーの動画を見ることが増えてきて、その時にお尻の使い方をよく見ています。1回真似したときに、お尻から下げないと立ち投げになってしまい、綺麗な真っすぐも投げられないことに気が付いたんです。それからはイメージを固める意味でも、(パドレスの)ダルビッシュ有さん(東北高出身)をよく見て実践しています」  各地域の実力者が集まる今大会で、12奪三振を記録したことは今後の自信につながるはずだ。これからの野球人生で、より飛躍した姿を見せてくれることを期待したい。
更新日時:2022.05.05

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