久須美 亮太選手 (京都外大西)

久須美 亮太

球歴:京都外大西

都道府県:京都

ポジション:捕手

投打:右 / 右

身長:174.0 cm

体重:63.0 kg

学年:卒業

寸評 多くの名門校が注目する中学生No.1左腕、順調に伸びれば、25年のドラフト上位候補になる可能性が!


 中学球界No.1左腕と評価される佐藤 龍月投手(東京城南ボーイズ)は、22年のU-15代表にも選ばれた逸材で、「ネクスト前田 悠伍投手(大阪桐蔭2年)」になるかもしれない。それぐらいセンスの高さにあふれ、多くの名門校が注目したという。  完成度の高い投球が特徴だ。U-15代表の合宿でも投球は安定していて、135キロ前後の速球を投げ込んでいた。回転数、回転効率を測ったところ、回転数は2200回転、回転効率は90%と実に高い数字を残した。  スライダー、カーブなどの変化球も器用に投げ分けてストライクゾーンに集めることができる。速球、変化球の精度が高いので、投球の引き出しが広くなる。  投球フォームを見ても、潜在能力の高さが分かる。  セットポジションから始動し、右膝をゆったりと上げて、左膝を適度に曲げ、バランス良く立つ。その後、一塁方向へ送り込んでいきながら、重心を下げていき、ややインステップ気味に着地を行う。その後、右腕のグラブを斜めに伸ばしながら、開きを抑え、内回りの旋回をしながら、トップを作り、リリースに入る。かなり実戦的なフォームで、腕の振りもスムーズでセンスの高さを感じる。  その完成度は22年の中学生ではトップクラス。肉体的にもがっしりしているので、多くの名門校から注目されるのも当然だろう。  高校では即戦力としても活躍できる完成度の高さはあるが、じっくりと土台を固めていきながら、勝負してほしい。1年秋には本格化して、大車輪の活躍ができれば理想的だ。もちろん25年にはドラフト上位候補へ成長する可能性を持っている。
更新日時:2023.01.27

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