小木田 敦也選手 (角館)

小木田 敦也

球歴:角館

都道府県:秋田

ポジション:投手, 三塁手

投打:右 / 右

身長:172.0 cm

体重:68.0 kg

学年:卒業

寸評

 MAX147キロを誇る、今年の秋田NO.1投手と評判だった投手。夏の秋田大会では、準々決勝の能代松陽戦でノーヒットノーランを達成し、20イニング無失点なども記録しました。チームを決勝まで導きましたが、大曲工業に敗れあと一歩で甲子園行きを逃しました。 (ここに注目!)  ただの速いだけの投手ではなく、むしろ変化球も織り交ぜゲームメイクできるまとまりを持った投球に注目して頂きたい。 (投球内容)  足をゆっくりとなかなか引き上げないフォームで、相手からすれば焦らされる。球速は普段は135~140キロ程度だが、力を入れた球は145キロを超えて来る。打者の手元で小さく鋭く曲がるスライダーとのコンビネーションで、時々緩いカーブなども織り交ぜてくる。  右打者の外角一杯のところにボールを集め、コントロール、マウンド捌きも安定。クィックは、1.1~1.2秒ぐらいと平均的で、牽制はそれなりに鋭い。運動神経に優れているというよりも、野球センスの高いタイプではないのだろうか。 <長所>  グラブは最後まで身体の近くにあり、両サイドの投げ分けは安定。足の甲での地面への押し付けが浮いてしまいがちだが、それほどボールが高めに抜けないので悲観するほどではないのかもしれない。  身体の開きも抑えられており、腕の振りも身体に絡んできて球種が見極め難い。腕の送りだしにも無理がなく、肩への負担も抑えられている。 <課題>  まだ充分に、ボールに体重を乗せてから投げられていない。そのため打者の手元まで、ウエートの乗った重い球が投げられていない。ボールに球威を持たせ、球速に見合わうだけの迫力を身につけたい。
更新日時:2016.08.03

将来に向けて

 高校生としては実戦的だが、まだまだ上のレベルでは身につけないといけないことも多そう。まずは大学なり社会人に進んで、本物の実戦的な投球を身につけ解禁の年を迎えて欲しい。スケールで魅了するタイプではないので、即戦力が期待できる形でのプロ入りを実現させたい。その可能性は、充分持っている。
更新日時:2016.08.03

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です