田中 太一選手 (大分工)
130メートル弾を放つ100キロの超大型スラッガー ラオウに憧れる逸材中学生に期待
あくまで自然体で構え、テークバックを取らずにトップを作る。そこから手元に置いたミートポイントまで球を引き付け、体重をぶつけるように重心を前に運びつつ、右手の押し込みで打球を飛ばしていく。体重100キロと中学生離れのフィジカルを生かして、球にパワーをぶつけつつ、押し込んでいくスイングができるから、130メートルの特大弾が飛び出すのだろう。 憧れであり、参考にしているのがオリックス・杉本 裕太郎外野手(徳島商出身)というが、これだけのフィジカルがあれば、高校野球のレベルに順応できれば体現することは十分可能だろう。桐生第一(群馬)への進学が決まっている木村がスピードと切れが一味違う高校野球の投手にいち早く対応し、目標である50本塁打を達成させて高校野球界を沸かせてくれることを楽しみにしたい。
更新日時:2022.03.23