大島 良介選手 (郁文館)

大島 良介

球歴:郁文館

都道府県:東京

ポジション:投手

投打:左 / 左

身長:177.0 cm

体重:69.0 kg

学年:卒業

短評

観戦レポートより抜粋(2014年4月4日) まさに自信に満ち溢れた投球だった。 郁文館の先発は大島 良介(2年)。ブロック予選で好投を見せ、初戦の先発を任された。 「調子は予選から上がっていました」 と振り返るように、常時125キロ前後の直球でも、球速表示以上にキレを感じさせ、力の入れどころを分かっているのか、要所になるほどより切れのあるストレートを投げ込んでいる。また投球フォームは右肩の開きがギリギリまで開かず、テークバックを大きく取ったフォームから打者寄りで球を離す。球持ちが良く、キレのあるストレートを投げられるフォームだ。  カーブ、チェンジアップのコンビネーションで投球を組み立てをしていた。特に光ったのが右打者への外角へ落ちるチェンジアップ。 「今日は打てる打線なので、この球を決め球にしようと決めていました」 打者の手元でしっかりと落ちて、都立永山打線は捉えることができず、大島の狙い通りの配球が出来ていたといえるだろう。 コントロール、速球のキレ、変化球のキレ、組み立て、テンポの良さと投手として大切なモノが備わっている。そして何より自信を持って投げられているのが良い。  試合は0対0のまま迎えた6回表。一死二、三塁からチャンスを作り、8番の大島が打席に立つ。 「自分が決めるしかないと思って」 甘く入った直球を逃さず、中前安打を放ち、2点を先制する。大島は8回まで被安打2奪三振8無失点の好投。最後まで球威が衰えず、コントロールの精度も乱れず、素晴らしい投球だった。
更新日時:2014.04.05

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