五十嵐 裕希選手 (日本ウェルネス東京)

五十嵐 裕希

球歴:日本ウェルネス東京

都道府県:東京

ポジション:投手

投打:左 / 左

身長:172.0 cm

体重:64.0 kg

学年:卒業

短評

なかなかのテクニシャン。高校生左腕としてはなかなか完成されている投手だ。 試合レポートから抜粋 東京 日本ウェルネスの先発・五十嵐裕希(2年)はなかなかの技巧派左腕。下半身主導で動いて、コンパクトなテークバックをとって、打者よりでリリースするフォームを見ると、洗練さを感じさせる。ストレートの球速は常時125キロ~131キロを計測。緩いカーブ、スライダー、チェンジアップを織り交ぜながら、ピッチングを展開する投手である。  そんな五十嵐に対してもフルスイングで対抗。1番・武井稜(1年)がフェンス直撃のシングルヒット。ストライクゾーンに対して果敢に振ってくる目白研心打線は東京 日本ウェルネスバッテリーを慎重な攻めにさせた。  それでも2回表、一死一、三塁から7番稲嶺 盛太(2年)の三塁強襲安打で1点を先制する。  五十嵐は右打者には外角高めのつり球、変化球、左打者には強気にインコース攻めの配球で、狙い球を絞らせない配球。五十嵐の強みはコーナーぎりぎりにストライクを集めるピッチングができるところで、序盤こそフルスイングに徹していた目白研心だったが、外角ぎりぎりを意識するばかりか、各打者、腰が入らない小さいスイング。そのため当てるような打球が多くなり内野ゴロばかり。  それを東京日本ウェルネスの堅い守備陣が抑える。目白研心の3番加藤友朗(2年・主将)は五十嵐のピッチングのうまさをこう証言した。 「とにかく、外角、内角の投げ分けがうまくて、右打者の内角に投げ込むクロスファイヤーが素晴らしかったです。五十嵐投手に対してはしっかりとボールを手元まで呼び込んで振り抜く打撃をチームとして意識していたのですが、五十嵐投手のコントロールの良いピッチングにそれが全くできませんでした」 また五十嵐はけん制がうまく、2度の牽制死。青森山田時代、バッテリー中心に鍛えてきた美齊津監督の指導をしっかりと実践していた。
更新日時:2019.03.02

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