定本 拓真選手 (三重)

定本 拓真

球歴:三重

都道府県:三重

ポジション:投手

投打:右 / 左

学年:卒業

短評

観戦レポートより抜粋(2018年3月29日)  三重の先発、定本 拓真(3年)の高低を生かした軟投に日大三の強力打線が沈黙した。定本はストレートが最速145キロを記録する本格派として昨年秋から評判になっていた。  当然、ストレートを中心とした配球が予想されたが、この試合の最速は137キロ。このストレートを見せ球にして主体となったのがカーブ、スライダーなどの変化球。  球種に加え、これらを投じるときのフォームが日大三打線を迷わせた。スカウト的目線で見ればテークバックに向かうとき上体が反り返って左肩上りになるフォームは評価されない。しかし、この真上からの腕の振りが変化球に角度をつけた。「真縦」と表現したいくらいカーブ、スライダーが鋭角に縦変化し、これが正確にストライクゾーンを通過した。  昨年秋の東海大会準決勝、東邦戦では2番手で登板し、2つの暴投を記録している。公式戦の与四死球率(1試合・9イニングに与えた与四死球数)は7.9で奪三振率は8.8。それがこの試合では与四死球、奪三振ともに2個。こういうピッチングは日大三でも予想できなかっただろう。
更新日時:2019.04.20

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