試合を決めたのは伏兵のバット、阿南光・池田に逆転サヨナラで2大会連続県8強入り!



サヨナラヒットの岡川涼弥(2年・三塁手・中央)を迎える阿南光の選手たち

 試合の流れが二転三転する中、試合を最終的に決めるポイントとなったのは阿南光の勝利への執念だった。

 特に池田の最速142キロ右腕・篠原 颯斗(2年・右投右打・181センチ82キロ・美馬市立江原中出身)に対しては、中山寿人監督は「前日の試合後にまずストレートマシンとカーブマシンで目慣らしを行い、試合当日も午前中に打ち込みを行った」と語る念の入れ方で、3対5で4回裏には前の回からマウンドに上がった篠原から5得点。手放しかけた試合の主導権を握り返したことが、最終回・逆転サヨナラへの呼び水となった。

 そして敵失で追い付いた後、試合を決めたのは伏兵のバットである。2番の岡川 涼弥(2年・167センチ53キロ・右投左打・海陽町立海陽中出身)の「球筋に合わせてコンパクトに振り抜くことだけを考えた」打球は見事投手横を抜けるサヨナラヒットに。「夏の徳島県高等学校野球優勝大会でベスト4に駆け上がった3年生たちの成績を汚したくない」(岡川)彼らの想いの強さが阿南光・2大会連続県8強の原動力となった。

(レポート=寺下 友徳

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