2018年07月15日 徳島県鳴門総合運動公園野球場(オロナミンC球場)

脇町vsつるぎ

2018年夏の大会 第100回選手権徳島大会 1回戦
印刷する このエントリーをはてなブックマークに追加   

さすらいの四国探題 寺下友徳

つるぎの奮闘を立ち切った「最速144キロ右腕」

 この試合、まず讃えらえるべきは統合前・美馬商時代の1980年夏以来、38年ぶりの夏1勝へ果敢に挑んだつるぎの奮闘である。2点を追う2回表には相手失策で1点を返した後の一死一・三塁から8番・笠井 浩成(3年・二塁手・167センチ62キロ・阿波市立土成中出身)が三塁前に絶妙のバント安打を決め同点。

 

 岸上 雅弥(3年・投手・173センチ62キロ・右投右打)と安田 知輝(3年・捕手・166センチ83キロ・右投右打)のバッテリーも美馬市立山川中時代からのチームメイトという利点を十二分に活用し、脇町打線を初回の2失点のみに抑え続けた。

 

 ただ6回表、脇町・馬場 潤一郎監督は大会前から「リリーフで投げさせようと思っている」と話していた通り、強烈なジョーカーをここで切ってきた。最速141キロ右腕・立木 遼(3年・177センチ71キロ・右投左打・美馬市立山川中出身)をマウンドに送り込んだのである。

 

 そして立木は期待以上の働きを見せた。6回に早くも「142キロ」「143キロ」を出せば7回には「144キロ」。加えて落差の大きなスプリットとスライダーも随所もに交え、4回で与えたランナーは1内野安打と1四球のみ。それでも淡々と0を重ねていたつるぎであったが、8回裏二死一・三塁から脇町のトリックプレーで3点目を許すと、反撃できる力は残っていなかった。

 

 かくして「徳島県内屈指」から「四国屈指」にレベルを上げた立木。この後の試合もリリーフ登板が濃厚な最速144キロ右腕は中学時代のチームメイトたちの想いも胸に、思い切り右腕を振る。

 

(レポート=寺下 友徳

この記事についてTwitterでつぶやく この記事についてFacebbokに投稿する
【関連記事】
夏のシード権獲得へ前進するのは?注目校を徹底紹介!【徳島県大会展望】 【ニュース - コラム】
第1004回 第1シード・徳島北を追いかける城東ら実力校!鳴門、鳴門渦潮の強豪校にも注目!【徳島県大会展望】【大会展望・総括コラム】
第934回 第1シード・富岡西、悲願の夏初甲子園か? 徳島商、徳島北、池田らが激しく迫る【徳島大会展望】【大会展望・総括コラム】
富岡西や鳴門の初戦はどこだ?徳島大会組み合わせ決まる! 【ニュース - 高校野球関連】
生光学園vs脇町【徳島県 2018年夏の大会 第100回選手権徳島大会】
第727回 【徳島展望】王座奪還か、連覇か、それとも初頂点か?群雄割拠・徳島の夏開幕【大会展望・総括コラム】
鳴門vs脇町【徳島県 2017年秋の大会 徳島県秋季大会】
阿南高専vsつるぎ【徳島県 2017年夏の大会 第99回選手権徳島大会】
第29回 徳島県立脇町高等学校(徳島)【僕らの熱い夏2016】
阿南高専vsつるぎ【徳島県 2015年夏の大会 第97回選手権徳島大会】
第143回 【春季大会総括】春の成果と反省を胸に、いざ集大成の夏へ ~2015年春季・四国地区県大会・四国大会を振り返る~【大会展望・総括コラム】
城北vs脇町【徳島県 2014年夏の大会 第96回選手権徳島大会】
つるぎ 【高校別データ】
脇町 【高校別データ】
第100回全国高等学校野球選手権記念 徳島大会 【大会別データ】

応援メッセージを投稿する

徳島県地域応援スポンサー

徳島県の地域スポンサー様を募集しております。

試合記事トップに戻る サイトトップに戻る