甲斐野 央選手 (東洋大姫路)

甲斐野 央

球歴:東洋大姫路

都道府県:兵庫

ポジション:内野手, 投手

投打:右 / 左

身長:184.0 cm

体重:71.0 kg

学年:卒業

寸評

旧チームでは、背番号3をつけながらも投手として活躍。スラッとした投手体型が目を惹き、球速はないのですが、伸びてくる球筋に良さに可能性を感じます。

(第一印象)

まだ身体の芯がビシッとしておらず、ボールにも球筋にもしっかりしたものがありません。それでも体型だけでなく、その投球からは筋の良さを感じます。

(投球内容)

昨夏の時点での球速は、恐らく120キロ台後半~130キロ台前半ぐらいではないかと。まだまだ球威には欠けますが、一本の筋のように伸びてくる球筋には見るべきものがあります。変化球も、カーブ・スライダー・チェンジアップと一通り投げられており、細かいコントロールはありませんが、投球センスは感じます。クィックは、1.1~1.2秒ぐらいと平均的で、フィールディング・牽制なども平均的。まだまだ発展途上の選手ですが、夏までにどこまでビシッとしてくるのか注目されます。

<長所>

グラブは最後まで体の近くにあり、比較的両サイドの投げ分けは安定。足の甲での地面への押し付けも深く、ボールもそれほど上吊りません。体が出来てくれば、安定した制球力を誇るのではないのでしょうか。

比較的高い位置で足が伸びそうなので、もっとしっかりピンと伸ばせばお尻も一塁側に落とせるでしょう。そうなればカーブやフォークといたった球種の修得も可能で、更にピッチングの幅を広げて行けそう。

<課題>

お尻はそれなりに落とせているので、肘を痛める危険性は低いのでは。むしろ心配なのは、腕の角度にあるので肩への負担が気になるところ。

長い腕が最後まで身体に絡んでくるのは良いのですが、ボールへの体重乗せがもう一つで、上手く前に体重が乗って行きません。これでは打者の手元まで、活きた球が投げられないはず。

更新日時:2014.02.27

将来の可能性

 本当にまだ身体が華奢で、発展途上の投手との印象が強いです。そういった意味では、本格化するとしても大学などに進んでからもしれません。良い環境に進む意味でも、最後の夏までに県下を代表する存在には育って欲しいところ。センスの良い投手だけに、素直に筋力・体重がつけば、結果になって現れやすい選手だと思います。今後も、期待して見守って行きたい一人でした。
更新日時:2014.02.27

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