山梨学院が長崎合宿を敢行!名物観光スポットが修業の場に!
全員でガッツポーズを取ってくれた山梨学院野球部の皆さん
山梨学院が長崎合宿を敢行!名物観光スポットが修業の場に!
2014年以来の選抜出場に期待がかかる山梨学院。さらなる強さを求め、昨年末、1週間の長崎合宿を行ったことを明かした。2017年冬から始め、2度目を迎えたこの合宿。目的は殻を破り、精神的な強さを身に着けるものだという。その内容はハードそのもので、午前中はボールを使った練習をして、午後は長崎名物の古川岳と川地峠のどちらかを登る。急勾配な坂を上るトレーニングはとてもハードで一人ではとても取り組む気にならないようだ。どちらも観光スポットで紹介されているが、この合宿では修業の場と化した。
率いる吉田洸二監督は
「昨年甲子園にいったチームですが、秋の段階ではとても弱く、このままでは東海大甲府さんに勝つのは厳しく、殻を破るためにスタートしたのがこの合宿でした」
かなり負荷が大きいトレーニングなので選手の状態、モチベーションを見ながら行い、決して強制させなかった。だが選手たちは走り切りたいと志願。登り切った後、多くの選手が涙をしたという。
その結果、選手の精神力、モチベーションアップに大きく効果を発揮。昨年のチームはこの合宿後から目の色を変えるようにトレーニングに励み、その結果、プロ入りした垣越建伸(中日)を筆頭に3年生投手4人全員が140キロを超えるなど大きくパワーアップした。
今年もこの合宿を行い、またも多くの選手が涙をしながら走り切った。選抜発表が近づいているということもあり、相沢 利俊主将は「モチベーション高く持って取り組むことができています」と笑顔を見せる。
吉田監督は「出場の機会をいただきましたら、山梨学院では実現をしていない2勝をあげたいと思います。そのために選手たちは力を出し切ったといえる戦いを見せてほしいです」と願いを込めた。
山梨学院の野球部訪問、選手へのインタビューは後日配信予定!お楽しみに!