大関 友久選手 (土浦湖北)

大関 友久

球歴:土浦湖北

都道府県:茨城

ポジション:投手

投打:左 / 左

身長:186.0 cm

体重:85.0 kg

学年:卒業

短評

観戦レポートより抜粋(2014年7月11日)  早い話になるが、来年の茨城で注目を浴びそうなのが土浦湖北大関 友久(2年)である。  186センチの長身から常時130キロ台を計測する大型左腕で、球速的には突出したものではないが、注目されるのはその将来性の高さである。  体格が良い投手はエンジンの大きさが違うので、それをフルに活かす技術を身に付ければ、人並み以上の速球を投げることが出来る。スカウトが大関に期待を寄せるものは伸びしろである。 186センチの上背の大きさもだが、立ち姿、投げ方を見るとバランスが良く、無理な投げ方をしていないのも大きなポイントである。  1回表、押し出しと6番北川 光(3年)の2点適時打で3点の援護をもらった大関はその裏、ストレートの球速こそ120キロ後半だったが、縦の変化球を織り交ぜ、2奪三振を奪う上々のスタート。  さらに2回裏はストレートの球速が130キロ前半までスピードアップ。高低を使い分けながら、2奪三振。 そして3回裏には、この日最速となる134キロのストレートを軸にぐいぐい押して、アウトはすべて三振。3回まで7奪三振というハイペースである。  まだ驚くほどの球威はないのだが、テイクバックがコンパクトで、右肩の開きが抑えられているので、打者にとっては、なかなか腕が出てこないなと思った瞬間に一気に腕を振り出されるために想像以上に打ち難い。 本格派というよりも、出所の見難さで勝負する実戦派だろう。大関は4回無安打8奪三振の好投で、降板。大事な初戦でしっかりとその役目を果たした。  身長が高い左腕は制球に苦しむ傾向に多いが、大関にはその傾向は見られなかった。さらに球速面で大きく成長を見せれば、来年の今頃にはもっとスカウトが集まる存在になっているに違いない。
更新日時:2014.07.14

1 Comment

  1. 肩パン

    2024-01-22 at 11:22 AM

    肩パンとか蹴られたりとか、新しく買った時計壊されたりしたな〜。
    今でも、覚えてるよ。

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