彦根総合が初の近畿大会出場!2投手の継投で近江兄弟社を下す

7回2安打無失点の好投を見せた彦根総合先発の勝田新一朗
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<秋季近畿地区高校野球滋賀県大会:彦根総合3-0近江兄弟社>◇1日◇準決勝◇マイネットスタジアム皇子山
彦根総合は1回裏、1死二、三塁から4番・蟹江 星允(2年)の中犠飛で1点を先制。2回裏にも1死二、三塁のチャンスを作り、9番・徳村 光希(2年)の右犠飛で1点を追加した。
投げては背番号10の最速143キロ右腕・勝田 新一朗(2年)が好投を見せる。130キロ台後半の直球にスライダーやスプリットが冴え、7回を投げて2安打無四球無失点。「期待通りのピッチングをしてくれた」と宮崎裕也監督も彼の投球を高く評価した。
序盤から良い流れで試合を進めた彦根総合は6回裏に2死一、二塁から7番・佐藤 哉斗(2年)の右前適時打で1点を加えると、8回からはエース左腕の野下 陽祐(2年)が登板。2回をキッチリと無失点に抑え、近江兄弟社に反撃を許さなかった。
無失策試合と引き締まったゲームは3対0で彦根総合に軍配。継投で2安打完封リレーと高いディフェンス力を見せつけた。
「成長が見られたゲーム。ノーエラーで完封できたのは大きいです」と試合を振り返った宮崎監督。近畿大会を懸けた重要な試合で見事な試合運びを展開した。
昨年4月に宮崎監督が就任。それと同時に入学してきた現2年生の多くが1年春から公式戦を経験しており、経験値では他校に大きく勝る。近畿大会でも初出場とは思えない戦いを見せてくれるはずだ。
「初めての出場なので、どんどん向かっていく気持ちで頑張っていきたいと思います」と近畿大会に向けて意気込む上田 大地主将。新鋭校が一気にセンバツの切符をつかみ取るか。
(取材=馬場 遼)