森本 修都選手 (光泉カトリック)
<コラムより抜粋>
投げては最速150キロと呼ばれる速球投手。ただ150キロはボール型の投球測定器による測定されたもので、スピードガンで計測するよりも速く出やすい。実際に計測器で140キロをコンスタントに出していた投手が、実際は130キロ台だったことがよくあった。改めて投手としてベールを脱ぐこととなった。
大谷 翔平チックなメカニズムから常時135キロ前後(最速137キロ)の直球を中心に投げ込む。120キロ近いスライダーのキレもよい。ポテンシャルの高さは素晴らしいものがあり、一時期の不調は脱しつつある。
NPBスカウトから打撃を注目されているように、打撃練習からポテンシャルの高さを発揮。振り幅が大きいスイングでさく越えの打球を披露するなどパワーは圧巻。ただ、実戦になると始動の遅さから、振り遅れの打球が目立ち、対応力に課題を残す。
ポテンシャルの高さを見れば、投打ともに魅力的。ただ投手としては再現性、野手は対応力と、どちらも時間はかかりそうだ。メカニズムの構築という点からすれば、投手として化ければ恐ろしいボールを投げる可能性は持っている。
更新日時:2020.08.31