花咲徳栄敗退!山村学園が昨夏に続き花咲徳栄を破り準決勝進出!



山村学園の得点シーン

<春季高校野球埼玉大会:山村学園5-4花咲徳栄>◇1日◇準々決勝◇県営大宮

 11安打と4安打。「勝ちに不思議の勝ちあり」とは言ったものだが、勝ったのはどちらか。

 雨が降り始めた県営大宮球場の第2試合はAシード・花咲徳栄vs山村学園との一戦である。

 この両校は昨夏対戦しており、山村学園花咲徳栄の夏6連覇を止めたことは有名であろう。しかも山村学園には昨夏のレギュラーメンバーが半数以上残っている。旧チームのこととはいえ、花咲徳栄にとっては当然因縁の相手となる。

 しかも、花咲徳栄は春ノーバントで戦い自らハンデを背負う。2番手以降の投手育成を考えているだけにエース金子も今大会は後ろでしか投げない。それが山村学園相手にどう出るか。

 山村学園のスタメンは前日と全く同じオーダー。花咲徳栄はもちろん、増田 空(2年)の怪我による不在の影響もあるであろうが、昨秋から打順やメンバー、特に守備位置が大きく変更となっている。

 1番中堅には齊藤 海(2年)が入り、秋6番中堅の上田 光浩(3年)が7番三塁に入る。秋1番遊撃だった山田 慎之介(3年)は現在6番二塁、遊撃には秋二塁だった新井 大貴(2年)が入る。4番捕手には「関東大会後の招待試合で活躍して、そこからレギュラーに」(柴田)という柴田 樹(2年)が入り、秋4番一塁だった前田 空(3年)は5番左翼に、9番一塁には木田 康介(2年)が入るという半数が2年生で今大会に臨む。

 先発は、山村学園は3連投となる右サイドのエース・山田 翼(3年)、花咲徳栄は今大会のこれまで同様に左腕の飯島大聖(2年)が先発し試合が始まる。

 先制したのは、花咲徳栄であった。

 直前のベンチ内での円陣の効果があったか、打順が2巡目となった4回表、この回先頭の藤田 大清(3年)が右前安打を放ち出塁すると、続く柴田が左中間を破る適時二塁打を放ち1点を先制する。その後一気に突き放しにかかるかと思われたが、無死二塁で後続が倒れ1点でこの回の攻撃を終える。