今夏準Vの昌平が悲願の初優勝!昌平の新4番・古賀 智己に殊勲打



2回表、適時二塁打を放つ古賀(昌平)
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 30日、秋季埼玉県高等学校野球大会は決勝戦が行われた。決勝に進んだのは、今夏独自大会で惜しくも準優勝に終わった昌平と、今大会、浦和実花咲徳栄を破る快進撃で勢いに乗る細田学園だ。その両校は決勝戦にふさわしい好ゲームを展開する。

 試合は初回から動く。1回表、昌平は一死二塁での好機に3番・吉野 創士が2ボール1ストライクからの4球目を救い上げ、今大会3本目となる先制の2ラン本塁打を放った。高校通算36号で今大会3本目の本塁打と好調を維持する吉野は、「打ったのはインコース低めのスライダーです。張っていたのが真っ直ぐだったので、うまく対応できました」と準々決勝の川越東戦と同じく第1打席からコンタクトしてみせる。

 その裏、細田学園は左前で出塁した2番・苑田 幸資が二盗、三盗を決め、一死一三塁とし、4番・吉野 壮真の犠飛で1点を返す。持ち前の機動力を決勝の舞台でも発揮した苑田に対し、細田学園の丸山 桂之介監督は「行ける時は行けと言ってありますが、三盗はびっくりでした」と、果敢に次の塁を狙う姿勢には指揮官も舌を巻いた。

 その後昌平は2、3回に1点、細田学園は2、4回に1点と点を奪い合い、序盤は4対3の昌平が1点リードで試合は中盤に進む。

 中盤はお互いに両投手が好投。二回一死からマウンドに上がった細田学園の背番号18・飯吉 陽来は準々決勝で強力・花咲徳栄打線を翻弄した80キロ台のスローカーブを武器に、3番・吉野を第1打席以降の4打席を凡退にするなどこの試合でも力を発揮。5回からマウンドに上がった昌平の背番号11・川島 新大も中盤を無失点で抑える好投を見せた。