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川越工 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | ||||||
川口市立 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1× | 2 |
川越工:鈴木―菅原
川口市立:原口―沼口
両エースの息詰まる投手戦!昨秋4強の川口市立がサヨナラで8強入り!

エース・原口と阿部主将(川口市立)
26日、さいたま市営大宮球場で行われた秋季埼玉県高校野球大会3回戦、川口市立と川越工の試合は、川口市立が2対1のサヨナラ勝利で県8強入りを決めた。
試合後、川口市立の鈴木久幹監督は「しんどかった」と、この試合を振り返った言葉通り息詰まる展開だった。
この試合は川口市立の最速143キロ右腕・原口 稜平と、川越工の下手投げ右腕・鈴木 翔馬の投手戦となる。序盤3回は両投手の好投でテンポよく回が進んでいく。
4回裏、川口市立は一死満塁で8番・柴田晃佑がワンボールからの2球目にスクイズを成功させ先制。
しかし、5回表、川越工は二死二塁で8番・菅原大輝が左前に運び、二走の浅海直也が一気に本塁をおとしいれ同点に追いつき、攻撃陣も両者一歩も譲らない。
ここから再び両エースの好投でスコアボードに0が並ぶ。昨年の4強を経験している川口市立のエース原口は川越工打線を9回を134球、被安打3、11奪三振、1失点の力投で最終回の攻撃に望みを繋いだ。
1対1で迎えた9回裏、川口市立は先頭の7番・大戸一輝が右前で出塁し、代走に背番号8の高橋謙人が送られる。8番・柴田 晃佑は一ゴロに倒れ、打席には唯一1年生でスタメン起用の9番・川越 悠聖が[入る。
ここで高橋が3ボールからの4球目に二走の高橋が三盗を決め一死三塁と一打サヨナラの場面を演出。そして川端は5球目の外角低めの直球を中前に運び、三走の高橋 謙人が生還。川口市立が投手戦を制し2年連続で8強入りを決めた。
三盗を決めた高橋に対し鈴木監督は、「足が早い選手なのでグリーンライトのサインは出していましたが、よく走ってくれました」、決勝打の川端には「下級生のリーダーとして明るく元気にやってくれているので最後まで代えませんでした。その前にサインミスしてますけどね(笑)」と最終回の好機をものにした二人を評価した。
川口市立のエース・原口と投手戦を演じた川越工のエース・鈴木は、9回120球、被安打9、2失点で涙を飲んだ。今大会について鈴木は「新チームが始まった当初はボロボロで今大会1勝もできないんじゃないかと思っていましたが、目標の県ベスト16まで行けたことは自信につながりました」と振り返った。
死闘を制した川口市立の阿部健太朗主将は「選手全員疲労が溜まっていると思いますが、ここまできたら根性で勝ちにいきたい」と翌日に控える準々決勝に闘志を燃やす。2年連続で県8強入りという結果について川口市立の鈴木監督は、「公立でも県大会でここまで頑張れるんだという例になれば」と目標の昨秋の4強越えまであと2勝とした。
(取材=編集部)
応援メッセージ (2)
- 川口市立県立の力k 2020.09.27
- 頑張れ
- 川越工いけーのむ 2020.09.25
- 頑張れ~
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