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- 2019年春季大会 埼玉県春季高等学校野球大会
- 東農大三vs花咲徳栄
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花咲徳栄 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1 | 2 | 0 | 0 | 5 | ||||||
東農大三 | 0 | 1 | 4 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | × | 7 |
花咲徳栄:和田、中津原-菅原
東農大三:飯島-小島
全国クラスのピッチャーへ仲間入りした飯島一徹!花咲徳栄を破る快投!

ドラフト候補の名に相応しい投球を見せた飯島一徹(東農大三)
ここまで3試合連続でコールド勝ちを見せていた花咲徳栄。その打線レベルは全国レベルともいっていいが、その打線に対して果敢に立ち向かったのが東農大三のエース・飯島 一徹である。
序盤の投球はドラフト候補に相応しいピッチングだ。縦回転を使った投球フォームから繰り出すストレートは常時138キロ~143キロで、3番韮沢 雄也に対してはこの日、最速の145キロのストレートで投手フライに打ち取ってから勢いに乗った。2回表、4番井上 朋也(3年)に低めの縦スライダーを捉えられ、味方野手のミスもあり、三塁まで行かれ(記録は三塁打)、失策で1点を失ったが、2回裏、内野ゴロの1点と3回裏には満塁のチャンスから飯島自身が高めの変化球を捉え、走者一掃の適時二塁打で勝ち越しに成功する。さらにその後はスクイズで1点を追加し、5対1と突き放す。これで飯島は勢いに乗った。
飯島は速球、変化球の精度の高さも兼ね備えた右の本格派。縦回転で投げる投手は非常に多いのだが、力の入れどころが分からなかったり、フォームの軸がぶれる高校生投手が非常に多い中、飯島はそういう傾向がない。しっかりと足が上がり、左腕のグラブを高く掲げ、テークバックに入ったとき、しっかりと肘が上がり、縦回転で振り下ろす。足を挙げてからリリースに入るまでの流れを見ると体の突っ込みがなく、軸のブレも小さい。そこが力を発揮できる点だと思う。
5回まで140キロを超えたのは、19球。145キロは1球、143キロは3球、142キロは10球、140キロは5球。そのストレートがひざ元に決まる。そして変化球は120キロ前後の横スライダー、縦スライダー、さらに130キロ近いスプリットがある。特にスプリットは分かっていても空振りをしてしまうほどだ。1つ1つのボールの精度、投球の組み立てを見ると、高校日本代表候補に入った右投手と比較してもそん色ない。回転数が強く、ボールにも強さがあるので、十分に代表候補に入っていてもおかしくない投手だといえる。
花咲徳栄の打者が差し込まれたり、振り遅れのファールを連発したり、変化球を簡単に空振りしてしまう姿はあまり見たことがないファンも多いのではないか。それぐらい飯島の投球は素晴らしいものがあり、試合が進行するうちに埼玉県営大宮公園野球場に集まった大観衆は固唾をのんで飯島の投球を見守っていた。
後半になると、花咲徳栄打線が牙をむく。5回表、一死二塁から9番・菅原 謙伸(3年)が140キロのストレートをはじき返し、右前適時打。6回表には内野ゴロで1点を返され、2点差に追い詰められる。
応援メッセージ (5)
- 東農大三おめでとうTT930 2019.04.29
- 準決勝、決勝と勝って下さい
- 花咲徳栄燃えよ花咲 闘え徳栄ダッホ 2019.04.29
- 頑張って埼玉一
- 東農大三勝利✨みどり 2019.04.29
- 頑張れ、農大三高‼️
- 花咲徳栄もう少し!だいふく 2019.04.29
- 聖望の分まで頑張って!!
- 東農大三あと3試合たぬき 2019.04.28
- 農大三が勝利しますように。
負けないように頑張ってください。
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