ホームラン2本含む24安打26得点の破壊力で花咲徳栄がコールド発進!



ホームランを放った韮澤雄也(花咲徳栄)

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 埼玉の名門・花咲徳栄。昨秋は3回戦で埼玉栄の前に破れ、今春は地区予選から県大会に勝ち上がってきた。

 注目の初戦、伊奈学園との一戦は打線が大爆発した。

 まず初回、二死から3番・韮沢 雄也がライトへの先制ホームランでリズムを作ると、2回には4番・井上 朋也のホームランなど打者2巡の猛攻で一挙14得点。15対0と花咲徳栄が大量リードを奪う。

 花咲徳栄の先発は左の和田 慶悟。ギリギリまで身体を開かず左腕を真横に下ろしたままじっくり体重移動。しっかり軸足にタメを作って、着地と共に鋭く縦に身体を回転させるフォーム。

 3回に伊奈学園2番・山崎大和にライトへヒットを打たれるも力強いストレートと落差の大きいスライダー、さらにはスプリット系の変化球を使って伊奈学園打線をパワーでねじ伏せていく。

 その後花咲徳栄打線は毎回得点で伊奈学園を圧倒。26対0の5回コールドで花咲徳栄が初戦を飾った。

 U-18の研修合宿に参加した韮澤、1年生からスタメンを張り続ける井上らを中心に打線大爆発の花咲徳栄。各選手スイングは決してオーバーではなく非常にコンパクトでボールに対して素直にバットを出して広角に打ち分ける。そして追い込まれるまで難しいボールには手を出さず、甘く入ってきたボールをジャストミート。言葉にするとごく当たり前のことではあるが、それを確実に実行できるレベルの高さこそが名門たる所以なのだろう。

 一方、敗れた伊奈学園は、先発したエース・岡本拓海は低めに時折見せる力のあるストレートには光るものがあった。あのボールが集まれば、もっと抑えられていた可能性はある。

 ただ変化球の精度にはまだまだ課題があり、夏までにどこまで成長できるのか。1つ楽しみにしたい。

(記事:編集部)