日ハム・清宮、野村が揃って今季初アーチ!高校時代には春季関東大会で対戦
高校時代の清宮幸太郎と野村佑希(*写真は2017年春季関東大会より)
2日、北海道日本ハムの2年目の野村 佑希(花咲徳栄出身)と3年目の清宮 幸太郎(早稲田実業出身)が今シーズン初本塁打を記録した。
1日の試合ではソフトバンクを相手にチームは完封負けを喫するも、両者は安打を記録。6月25日に初安打猛打賞を記録していた野村はこれが本拠地札幌ドームでの初安打となり、清宮はこれがシーズン今季初安打となった。
若手2人に追い風が吹く中、まず野村が2回の第1打席にソロ、そして清宮は7回第4打席に2ランを放ち、日本ハム若手期待のスラッガーたちが揃って初アーチを記録。野村は9回にもサヨナラ打を放ち、チームの勝利に大きく貢献した。歴代最多となる高校通算111本の清宮と高校通算58本の野村の実力を誇る両者の実力が光る試合となった。
現在チームメイトの2人は高校時代、2017年の春季関東大会2回戦で対戦している。5月21日茨城県の[stadium]ひたちなか市民球場[/stadium]で行われた早稲田実業対花咲徳栄の試合は、当時の「清宮フィーバー」で1万200人の観客を集める。清宮は「3番・一塁」で、当時2年の野村も「4番・左翼」で先発出場を果たした。試合は延長タイブレークにもつれ込み、清宮10回に適時打を放つなど4安打と爆発。5回には高校通算94号を右翼席に運んだ。一方野村も、4回に三塁打、5回に2ランを放つ活躍をみせる。2人の本塁打を含む、35安打が飛び出す乱打戦は10対9で早稲田実業が勝利を収めた。
また、この試合では花咲徳栄のエース・清水 達也、3番の西川 愛也もプロ入り。早稲田実業からは2年で4番を務め、10回にサヨナラ打を放った野村 大樹がプロ入りを果たし、計5名がプロの世界で奮闘中。清宮、野村の続き一軍での活躍に期待したい。
【2017年の両校からプロ入りした選手】
・清宮 幸太郎(早稲田実業-北海道日本ハム)2017年1位
・西川 愛也(花咲徳栄-埼玉西武)2017年2位
・清水 達也(花咲徳栄-中日)2017年4位
・野村 佑希(花咲徳栄-北海道日本ハム)2018年2位
・野村 大樹(早稲田実業-福岡ソフトバンク)2018年3位
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