2012年04月02日 阪神甲子園球場

光星学院vs関東一

2012年春の大会 第84回選抜高校野球大会 準決勝
印刷する このエントリーをはてなブックマークに追加   

経験が生きた光星学院 貴重な経験を持ちかえる関東一

関東一の先発はエース中村 祐太(2年)ではなく、左腕の醍醐 駿平(2年)だった。米澤貴光監督は、ここまで3試合で355球を投げてきた中村の疲労を考慮。前半粘って後半勝負に持ち込むためには、エースを後ろに残して、醍醐に試合を作ってもらうプランしかなかった。

その醍醐は甲子園初登板。緊張感は当然あっただろうが、緩急をつけた投球術で、光星学院打線を3回まで1安打とほぼ完璧な内容で抑えていた。
逆に関東一打線は、光星学院先発の城間 竜兵(3年)を攻め、4回まで毎回のように得点圏に走者を出した。だが、そこから崩れないのが城間の投球術。
「城間はコントロールが良い。相手打線の立ち位置などで狙い球がアウトコースだとわかった。しっかりインコースを突いていこうと思った」とマスクを被る田村 龍弘(3年)の読みも冴えた。

前半で苦しみながらも抑えていた城間に『何とかしたい』という雰囲気ができあがった光星学院陣営。4回裏、打順が二巡目に入り、醍醐の投球にタイミングが合いだす。先頭の2番村瀬大樹(3年)はサード正面へのライナーだったが、完全に捕えた打球だった。

そして3番の田村。2ボール1ストライクで迎えた4球目。醍醐の111キロの変化球を振り抜くと、打球はレフト方向へ高々と上がった。関東一のレフト伊藤 大貴(3年)は懸命に背走するが、誰の目にもスタンドに入るのは間違いない当たりだった。
「直球が来るかなと思っていたが、その前(2球目)の変化球とまったく同じコースに来たので打つしかないと思っていきました」と待望の甲子園初本塁打を喜んだ田村。ベンチはこれで一気に勢いづいた。

【次のページ】 光星学院vs関東一(2)

この記事についてTwitterでつぶやく この記事についてFacebbokに投稿する
【関連記事】
関東一vs都立大島(派遣:都立東大和)【東京都 2018年秋の大会 東京都大会 一次予選】
関東一や日大一などが都大会へ進出決定!【秋季東京都大会一次予選・16日の結果】 【ニュース - 高校野球関連】
野村大樹(早稲田実業)や石橋康太(関東一)などビックネームが続々と提出! 【ニュース - 高校野球関連】
関東一vs都立日野【東京都 2018年秋の大会 東京都大会 一次予選】
第768回 経験者が残る日大三、二松学舎大附ともに秋は実力校と対戦!都大会出場を巡り各ブロックで好カードが満載!【大会展望・総括コラム】
第27回 駒大苫小牧が田中将大で、大会3連覇を果たすかという中で注目されていた年【高校野球ヒストリー】
第754回 西では日大三、東では二松学舎大付が制した東西東京大会を総括!【大会展望・総括コラム】
第171回 ミレニアム世代のトッププロスペクト vol.20 「野村大樹」【ドラフト特集】
第172回 ミレニアム世代のトッププロスペクト Vol.19「石橋康太」【ドラフト特集】
二松学舎大附vs関東一【東京都 2018年夏の大会 第100回選手権東東京大会】
関東一vs修徳【東京都 2018年夏の大会 第100回選手権東東京大会】
関東一vs日大豊山【東京都 2018年夏の大会 第100回選手権東東京大会】
第723回 斎藤 未来也(関東一)力強さとスピードを兼ね備えた理想のトップバッターを目指して 【2018年インタビュー】
第720回 石橋康太(関東一)「甲子園とプロ入りを見据えて。世代屈指の捕手が始めた意識改革」 【2018年インタビュー】
第674回 試行錯誤を続ける大型捕手・石橋康太(関東一) 我慢の時を経て大爆発を 【2018年インタビュー】
第582回 石橋康太(関東一)「世代を代表する強肩強打の捕手へ まずは足元を大事に」 【2017年インタビュー】
第558回 小玉 佳吾(東海大菅生)「自分が打って、抑えて、東海大菅生の名を轟かせたい」 【2017年インタビュー】
関東一 【高校別データ】
光星学院 【高校別データ】
第84回選抜高等学校野球大会 【大会別データ】

応援メッセージ (1)

関東一丸い校舎、宮武下町の野武士 2012.04.01
明日も頑張って下さい、一つ一つ勝ちますように

応援メッセージを投稿する

試合記事トップに戻る サイトトップに戻る