2012年03月26日 阪神甲子園球場

聖光学院vs鳥羽

2012年春の大会 第84回選抜高校野球大会 1回戦
印刷する このエントリーをはてなブックマークに追加   

勝負の瞬間 松倉雄太

我慢比べ!

 今大会14試合目で初めて5回を終わって0対0。聖光学院・斎藤智也監督、鳥羽・山田知也監督の両指揮官が描いていた通りの我慢比べの展開となった。

今大会防御率NO1の0.15を誇る聖光学院岡野 祐一郎(3年)は、低めを丹念につく評判通りのピッチングを披露。一方の鳥羽五味 拓真(3年)も、走者は出すが、持ち味の打たせて取る投球にバックが応え、聖光学院打線にあと一本を打たせなかった。

グランド整備が入り、ゲームはリ・スタート。0対0の流れならば、余計にゲームが動きやすくなる6回表。鳥羽は1死から、この日調子の良さを買われて1番に抜擢された主将の枝 勇樹(3年)がセンターへ二塁打を放ち出塁する。

「何とか1死3塁の形を作りたい」。
そう考えていた枝は、進塁の機会を伺う。マウンドの岡野はここが最も気を使った場面だった。結局、岡野の注意が勝ち、枝は内野ゴロの間に三塁へ進んだのみ。次の3番伊坂朋寛(3年)がレフトフライに終わり、6回表は無得点に終わった。
こう着状態を変えようと、先に動こうとしたが、動ききれなかった鳥羽陣営。

その裏、聖光学院は1死から5番安西聡(3年)が左中間を破る二塁打で出塁する。今度は鳥羽サイドが同じ場面を守る番。

打席は6番の関根涼(3年)。2球目、関根の打球はピッチャーゴロ。五味は飛び出した二塁走者の安西を刺しにかかった。
二、三塁間に挟まれ、逃げる安西。鳥羽の内野陣は、サードからショートへ送球し追い詰めるがアウトにできない。再びサードがボールを取り安西を二塁方向へ追い詰めた。ベースカバーに入ったのはセカンドの神崎友輝(2年)。その前に打者走者の関根が走ってきた。サードの松宮亮貴(3年)は、逃げる安西をやり過ごし、先に関根を刺すため、神崎に送球した。

【次のページ】 聖光学院vs鳥羽(2)

この記事についてTwitterでつぶやく この記事についてFacebbokに投稿する
【関連記事】
大学生屈指の強肩強打の捕手・佐藤 都志也(ロッテ2位)が目指すは打てる捕手の頂点・阿部慎之助! 【ニュース - 高校野球関連】
清原和博、元NPBプレイヤー、独立リーグの実力者の競演にワールドトライアウトは大盛り上がり! 【ニュース - 高校野球関連】
第1037回 「大学球界の名門・東洋大4番バッターが語る、バッティング理論」佐藤都志也(東洋大学)【前編】 【2019年インタビュー】
第1040回 理論派のアスリート型キャッチャー・佐藤都志也(東洋大学)。1.8秒台の猛肩のコツは「キャッチング」【後編】 【2019年インタビュー】
鳥羽vs京都共栄【京都府 2019年秋の大会 秋季京都府高等学校野球大会 2次戦】
第23回 第25回IBAF 18U世界野球選手権大会に出場した「2012年・大谷世代」のその後【2019年 第29回 WBSC U-18 ワールドカップ】
第49回 高校野球界に「中学軟式出身旋風」到来か?【101回大会特集】
第44回 名勝負あり、逆転劇あり2回戦16試合も見ごたえ満載!【101回大会特集】
海星vs聖光学院【第101回全国高等学校野球選手権大会】
第955回 八戸学院光星vs智辯学園の一戦に要注目!大会7日目4試合の見所!【大会展望・総括コラム】
第28回 聖光学院(福島)【13年連続16度目】【第101回全国高等学校野球選手権大会 チーム紹介】
鳥羽vs立命館【京都府 2019年春の大会 平成30年度春季京都府高等学校野球大会 2次戦】
第777回 控えからアマチュアの名門を渡り歩きプロの舞台へ!岡野祐一郎(東芝) 【2018年インタビュー】
報徳学園vs聖光学院【第100回全国高等学校野球選手権記念大会】
鳥羽vs南丹【京都府 2018年夏の大会 第100回選手権京都大会】
第615回 星 歩志(聖光学院)「唯一の猛打賞!頼れる6番打者へ成長したイメージ力」 【2017年インタビュー】
第439回 聖光学院高等学校  鈴木駿輔選手 「大学野球でも二刀流として活躍を目指す」 【2016年インタビュー】
聖光学院 【高校別データ】
鳥羽 【高校別データ】
第84回選抜高等学校野球大会 【大会別データ】

応援メッセージを投稿する

試合記事トップに戻る サイトトップに戻る