2011年08月30日 横浜スタジアム

日本vs台湾

2011年 第9回アジアAAA野球選手権 予選リーグ
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スカウト部長・河嶋宗一の目が光る!全国逸材発掘レポート

好リードが光った近藤(日本)

日本の野球を発揮し、1位で進出!

 今日からが本番だといってもいい。
選手の多くが「この試合からが本番なので」と位置づける台湾戦。
それまでの大勝続きだった2試合と違い、緊迫感溢れるゲームになるだろうと予想された。それまでは和やかで緊張感のなかった2試合。

しかし台湾の先発・胡智為の投球によって雰囲気は一変する。
体全体を使い、インステップで着地し、豪快に振り下すフォームから投じる速球は常時140キロ前後・マックス146キロを計測。146キロを計測した時は場内が騒然となるほど。速球だけではなく、変化球は120キロ前後のスライダー、120キロ前後のチェンジアップをしっかりと投げ分ける剛腕。簡単には打ち崩せる投手ではない。1,2回は無得点に終わる。

日本の先発は歳内 宏明。この日もストレート中心の投球。前回は外角中心の投球であったが、インコースへ鋭く投球。スプリットは極力使わず、スライダー、カーブを中心に投げ分け、両サイドで揺さぶっていく投球だ。

この配球を組み立てたのは捕手の近藤 健介である。近藤が配球の意図を説明する。
「台湾の選手はノーステップで打ちにいく選手が多い。セオリー通りいくとインコースに弱いと思ったので、インコースを多めに使いました。スプリットは見せられると研究されてしまうので、あまり使わない配球にしました」
台湾戦を偵察して内角が弱いと分析。渡邊元智監督は配球を近藤に任せ、愛弟子に託した。歳内も2回まで無失点に抑える。

補足すると台湾の選手はベースを覆いかさぶって打席に立つ。外角の球を強く捌く意識が見られるが、インサイドには窮屈になるからウィークポイントが内角になる。さらに彼らはノーステップのため軸はぶれないが、タイミングはしっかりと測って打つことができない。揺さぶりやすく上下動の変化に弱い。近藤はインコースだけではなく、高めの釣り球で誘う配球も加えている。

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