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- 2011年 第9回アジアAAA野球選手権
- 日本vs香港
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日本 | 2 | 3 | 1 | 2 | 11 | 4 | 23 | |||||||||
香港 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
日本:歳内、松本、北方、吉永―近藤、佐藤、道端
香港:梁仲、梁家、李卓、李永―陳

歳内(日本)
日本23得点&ノーヒットノーランで香港に圧勝!
28日に第9回AAAアジア選手権が開幕した。日本は初戦で香港と対戦した。
1回の表、日本は無死2,3塁から3番高橋 周平。高橋が放った打球は痛烈なファーストライナー。ファーストが捕球し、二塁へ送球するが、送球が逸れる。その間に三塁走者の宮内が生還。そして4番横尾 俊建の中犠飛で2点を先制する。
さらに2回の表、二死二塁から9番臼田 哲也の左前適時打、2番近藤の左二塁打で3点を入れて5対0。小刻みに点を追加し、5回には打者16人11安打と集中し、一挙11点。
6回の表に4点を入れて23対0。
大会規定となる5回20点差が付き、日本が23対0で6回コールド勝ちを決めた。
そして投手陣はノーヒットノーラン。まさに圧勝という内容であった。
今日は4投手が登板。4投手を起用した理由を代表監督・渡辺元智監督が明かす。
「大会前に全投手に全員先発、中継ぎ、抑えで起用することがあるよということを伝えました。7人が代表入りしていますが、7人ともそれぞれ個性があって素晴らしい投手ですから、その中でどの場面で力を発揮できるかを見極めなければならない。練習では彼らのことを把握していますが、実戦で投げさせて見なければ分からないことがある。実戦で使い適正を確認するために今日は4人使いました」
今日先発の歳内 宏明。
昨日、先発を言い渡されたという。この日は伝家の宝刀・スプリットは多投せず、最速141キロを計測した威力あるストレートを中心に投げ込んで3回5奪三振を奪う快投を見せた。
「本来ならば歳内、行けるところまでいけ!」と渡辺監督が言う通り、完封ペースだったが、他の投手を把握するために交代させた。
二番手は松本 竜也。193センチの長身からスリークォーターで投げる本格派左腕。大会前のオープン戦で中継ぎとして登板し、1回3失点を喫する乱調だったが、この日は制球力が安定し、最速142キロを計測したストレートが両サイドに決まり、130キロ台のスライダーの切れも良かった。状態は上がってきているように見えた。