2010年10月24日 県立浜山球場

鳥取中央育英vs岩国

2010年秋の大会 第115回中国地区高校野球大会 準々決勝
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鳥取育英、福田峻投手(2年)

鳥取育英、山陰勢唯一のベスト4へ

 ベンチ前に水たまり。土砂降りの中のゲームだった。そんな中、鳥取中央育英が守備で勝利を引き寄せた。 

 福田峻投手(2年)は左の変則。「たくさん点を取ってくれたし、バックを信頼していた」と、約30キロ差の緩急を生かして内野ゴロの山を築いた。相手エースが2暴投に対し、福田は0。

「コーナーを意識して投げていた。意識しすぎて死球が増えた(3つ)のは反省」。

 そして遊撃手の内海啓太(1年)も「福田さんは絶対抑えてくれると思った」と、併殺を2つ完成させた。終わってみれば鳥取中央育英はノーエラーだった。

 中断、中止にしてもいいほどの本降り。それでも鳥取中央育英は、普段から強い雨の中でも内野ノックをこなしてきたという。内海は「その成果が出たし、それ以上の守りができた」と胸を張る。

斉尾博幸監督は「いつもピンチの場面を作ってノックをしていたので守りに関する粘りはあると思います」。今年のチームカラーは8得点という攻撃力だが、大事な一戦で守備力という新たな武器が加わった。

 今年1月15日、OBの小林繁氏(享年57)が急逝。小林氏は高校時代にサイドスローへ転向し、3年夏は甲子園まであと一歩の準優勝だった。「小林さんにもいい報告をしたいですね」と、斉尾監督は今後の健闘を誓っていた。

 次の相手は勢いに乗る創志学園。内海は「自分も1年。絶対負けたくない」と闘志を燃やしている。

(文・撮影img01~img02=矢島 彩)
(撮影img03~img28=中谷 明)

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