2009年11月16日 神宮第二球場

今治西(四国地区)vs開星(中国地区)

2009年秋の大会 第40回明治神宮校野球大会 2回戦

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得点シーン(開星)


今治西、逆転で4強・・準決勝へ

 明治大会3日目。神宮第二球場で第2試合、中国地区代表の 開星 (島根) 四国地区代表の今治西(愛媛)が準決勝で火花を散らした。

 秋季中国地区高校野球大会で 関西広陵 などの強豪校を倒してきた 開星 は大会の4試合の全イニングを1人で投げ抜きチームを44年ぶりの優勝に導いた1年生投手、エースの白根を擁する。また中国大会4試合で4HRの糸数や主砲の出謝の活躍が期待される。

 対する今治西は、14日に 神戸国際大附 を9回2アウトから逆転サヨナラし,いきおいがある。秋季高校野球愛媛県大会決勝では 宇和島東 を延長で制し、また秋季四国大会準決勝で 済美 を倒すなど力のあるチームだ。3番を務めるなど打撃にも力のある左腕エース日野を擁する。

 まずは2回表。開星は5番江本が右中間にツーベースを放ち、続く6番本田がレフトにヒット。1死1,3塁で7番森がスクイズを決め1点を先制。8番岡も左安打で2塁ランナーを一気に還らせる。この回2点を得点。

 3回裏、今治西が反撃に出る。七番武内がレフトへヒットで出塁、8番見兼もフォアボール選ぶ。1死1,2塁でチャンスを作ると、1番濱本がセンターへのタイムリーツーベースで1点を還す。尚もランナーを2,3塁に置いて、2番合田もライトにタイムリーを放ち同点にする。

 両投手ともに立ち上がり不安定で序盤に2失点するもののそれからはスコアボードにゼロを刻み続け投手戦となった。しかし7回裏、9番の有友に代わって代打の長井が投安打で出塁すかさず盗塁を決め、続く濱本も四球。1死1,2塁の逆転チャンスにピッチャー日野のセンターへの2点タイムリーで逆転!
なんとか追いつきたい開星だが日野を相手に8回9回と三者凡退。
2対4で今治西が逆転で準決勝進出を決めた。

 今治西の先発、日野が投打にわたる活躍を見せた。2点の先行を許したものの、3回以降を3安打に抑え、7回には決勝の2点適時2塁打を放った。
勝った今治西は明日、東海地方代表の 大垣日大 と決勝戦進出をかけて対戦する。

(文=高校野球情報.com編集部)




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