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- 2009年秋の大会 第125回九州地区高校野球大会
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嘉手納ナイン、決勝進出を分かち合う。
山城、公式戦初完投が完封!嘉手納決勝へ!
嘉手納の勢いが止まらない。初出場での決勝進出に「本当にすごい、感動しています」眞玉橋正博監督。
先発に起用した背番号10の山城星也(2年)は九州大会初登板。「(エースの)池原の影に隠れていたけど、宮崎に来てからずっと調子が良かった」と眞玉橋監督が話す通り、序盤から持ち味であるサイドハンドからのクセある球と、低めを丁寧につくピッチングで自由ヶ丘打線を翻弄。
打線は3回に2番山内昌伍(2年)のタイムリーで先制すると、5回にも山内が2打席連続でタイムリー。さらに相手のエラーも絡んで3-0とリードを広げて、自由ヶ丘のエース・小野剛貴(2年)をノックアウト。6回にもう1点をもらった山城は、スイスイと流れに乗っていく。
結局3塁を踏ませないピッチングで完封までしてしまった。
「今日のピッチングは100点満点」と公式戦初の完投が完封という快挙に山城は笑顔。エース・池原有(2年)の温存にも成功した。
「山城には行ける所まで行けということだったが、池原が後ろにいるという気楽さもあったのでしょう。山内にしてもここまで当たってなかったけど、昨日が彼の誕生日でみんなで祝ったので気分が良かったのだと思います」と指揮官は選手の成長を実感している様子。第2試合で興南が敗れ、沖縄同士の決勝は叶わなかったが、眞謝博哉主将(2年)は「ここまできたら優勝して神宮大会を狙います」と高々と言い切った。中2日、休養十分のエースで初出場初優勝を目指す。
(文=松倉雄太)
応援メッセージ (1)
- 自由ヶ丘おしい!!福岡の高校野球ファン 2009.10.31
- ん〜。強いな〜。
嘉手納と宮崎工業の決勝戦も楽しみ