新潟から通ったイーグルスJr.の背番号17に期待 178センチ右腕、木製バットで本塁打も記録



イーグルスJr.・本間 迅投手

<NPBジュニアトーナメント:タイガースJr.2ー1イーグルスJr.>◇29日◇神宮球場

 決勝進出を逃したイーグルスJr.だったが、大器を予感させる逸材がいた。背番号17・本間 迅投手(潟東少年野球クラブ)は小学6年生ながら178センチの長身右腕で、大廣 翔治監督(桐生第一ー東洋大ー楽天6巡目)も「投手一本と思っていたが、この数ヶ月で打力も上がったので、ライトの守備でも使うようにしました」と成長ぶりには感心していた。

 この日は「3番・右翼手」でスタメン出場し、3回途中からは2番手のマウンドにも上がった。打者8人連続で凡退に抑え、最終回には左翼フェンス越えのソロ本塁打を放った。感触は「絶対ホームランになる」と確信の一打だった。普段はウレタン製バットを使用していたが「打感が似ていた」という理由で、金属ではなく木製バットでこの大会に臨んだ。「初ホームランが打ててよかった」と大舞台で自信をつけた。

 毎週、新潟市から母の送迎で仙台市まで通った。片道3時間を超える。練習の日は深夜2時や3時に家を出て、途中インターチェンジで仮眠し、朝8時スタートの練習をこなした。

 183センチ、90キロの大廣監督は「選考の時から自分と被って、大きい子が目に留まっていました。今は多少、不恰好でも大きく成長してもらいたい」と期待を寄せている。

 目標はオリックスの山本 由伸投手(都城高出身)。「キレの良いボールを投げれるようになりたい」と次のステップに向けて飛躍を誓った。

(取材=藤木 拓弥)



本塁打を放った本間 迅投手