関西学生リーグMVPの金丸が7回自責点0の好投!関西大が東京農業大北海道オホーツクを下す



ベンチに戻る関西大・金丸 夢斗

<第53回明治神宮野球大会:関西大4-1東京農業大北海道オホーツク>◇18日◇大学の部・1回戦◇神宮

 関西五連盟第2代表の関西大が、北海道二連盟代表の東京農業大北海道オホーツク相手に逆転勝ちを収めた。

 関西大は関西学生リーグMVPの金丸 夢斗投手(2年=神港橘)が先発。初回から147キロをマークするなど、直球が走っており、三者凡退と上々のスタートを切る。

 対する東京農業大北海道オホーツクは石澤 大和投手(3年=網走南ヶ丘)が先発。こちらも三者凡退で初回を抑え、投手戦の予感を漂わせた。

 だが、2回表に早くも試合が動く。東京農業大北海道オホーツクは連打と犠打で1死二、三塁のチャンスを作ると、相手の失策で1点を先制。その後もチャンスは続いたが、金丸の前に抑えられ、追加点を挙げることはできない。

 関西大はその裏、2死三塁から7番・下井田 悠人内野手(1年=報徳学園)が左中間に適時三塁打を放って同点とすると、続く8番・佐藤 慶志朗内野手(2年=愛工大名電)の右前適時打で、すかさず逆転に成功した。

 逆転を許した東京農業大北海道オホーツクは3回から楽天にドラフト4位指名を受けた伊藤 茉央投手(4年=喜多方)が登板。「球は抜群に良かった。これから上の世界に行くピッチャーとして恥じないピッチングをしてくれたと思います」(三垣勝巳監督)と140キロ台中盤の直球と多彩な変化球で5回までの3イニングを全て三者凡退に抑える。

 だが、6回裏に味方の失策からピンチを招いて2失点。自責点は0だったが、「チームを背負うエースとして、仲間のミスをカバーできるような投手にならないといけないと感じました」と肩を落とした。

 一方の金丸は「良い時に比べたら抜け球があった」(早瀬万豊監督)と決して本調子ではなかったが、「調子が悪い中で打たせてとれたり、変化球を上手く使うことができた」と尻上がりに調子を上げ、4回以降は無安打投球。7回にはスプリットで三者連続三振を奪い、7回4安打1四球8奪三振で自責点0の好投を見せた。

 関西大は8回からリリーフした辰己 晴野投手(4年=米子松蔭)も2回を無失点に抑え、4対1で勝利。自慢の投手力を発揮して、初戦を突破した。

 20日の準々決勝では東京六大学野球連盟代表の明治大と対戦する。関西大は6年前に柳 裕也投手(現中日)を擁する明治大に1対4で敗れており、「是非リベンジしたい」と早瀬監督は意気込む。3年前の準優勝を知る4年生を中心に全国の頂点を目指す。

(記事=馬場 遼)

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