二枚看板が力を見せつけた、4年ぶり8強の下関国際の強さ


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第104回 全国高等学校野球選手権大会

<第104回全国高校野球選手権大会:下関国際9-3浜田>◇16日◇3回戦◇甲子園

 背番号1の左腕と背番号6の右腕。下関国際(山口)の強さは、この2人によるところが大きい。左腕エース、背番号1の古賀 康誠投手(3年)と、普段は遊撃手の背番号6の右腕・仲井 慎内野手(3年)。ともに140キロ以上をマークする速球が武器で、この試合も浜田(島根)に思うような攻撃を許さなかった。

 先発した古賀は6回2死までノーヒットに抑えた。甲子園も少しざわついていた。ちょうど3巡目に入ったところでヒットを許したものの、6回1安打無失点。重い球質の140キロを超える直球とスライダーが大きな武器。6奪三振もマークし、浜田打線に打撃をさせなかった。針の穴を通すようなコントロールはないが、適度に荒れている部分が迫力を生み、直球と変化球の緩急にもつながっているようにみえた。

 仲井は切れのいいフォームから140キロ後半の速球と見極めが難しい縦のスライダーが武器。浜田には1失点を許したが、初戦の富島(宮崎)戦では3.1回をパーフェクトに抑えた。山口大会では古賀より仲井の方がイニングが多かったが、古賀の調子が上がってきていることが分かる。古賀は初戦で先発5.2回で5四球だったが、浜田戦は先発6回で1四球。課題だった制球力もアップしてきた。

 4年前は、エースで4番の大黒柱、鶴田 克樹投手(東農大4年)を擁して8強に進んだ。今年は心強い投手が2人いる。4年前を超える成績を予感させる3回戦の戦いだった。

(記事=編集部)