明秀日立のエース猪俣 センバツ後に最速を143キロに更新



明秀日立 二番手・猪俣 駿太

<春季関東地区高校野球大会:明秀日立8-1銚子商(8回コールド)>◇22日◇2回戦◇栃木県総合運動公園

 昨秋関東王者の明秀日立(茨城)が銚子商(千葉)をコールドで下しベスト8進出を果たした。

 明秀日立の先発にはエースの猪俣 駿太投手(3年)ではなく、左腕の石川 ケニー投手(3年)がマウンドに登った。「夏は猪俣だけでは勝てないので」と石川は打線では共に中軸を担う猪俣を投手としても支えていくことが今のチームの課題だと語る。制球にばらつきこそあったものの、要所は締め、5回を4安打1失点と試合を作った。

 打線は初回に4番・石川、7番・鎌田 剛内野手(3年)の適時打で2点を先制。4回、7回、8回にも追加点を重ね銚子商を大きく突き放した。

 6回からは2番手としてエース猪俣がマウンドへ。「いつでも行けるように準備していました」と8回まで打者11人を相手に2安打無失点と好投した。

 大黒柱としてチームを牽引している猪俣は、センバツ後、最速を143キロに更新した。平均球速も上がり、より変化球がいきる投球ができるようになったという。手応え十分で、この関東大会を迎えていた。この日もスライダーが効果的に決まり、速球を生かした投球が光った。高校生活の目標の1つに「夏までに150キロ以上を出すこと」を掲げている。「平均で150キロぐらい出せるように」と最後の夏へラストスパートで自慢の速球に磨きをかけていくつもりだ。

 打線について、金沢成奉監督は「点の取り方をもっと上手に、卒がない攻撃をしたい」と目標を口にする。長打力がウリの明秀日立打線だが、短打で繋ぎ小技も使える打線を目指しているという。ここ最近では2番・本坊 匠内野手(3年)と6番・小久保 快栄内野手(3年)が好調だという。この日、本坊は4安打、小久保は2安打をマーク。次戦以降も期待が高まる。

 明秀日立は準々決勝でセンバツ4強の浦和学院(埼玉)と対戦する。

(記事:編集部)

PHOTO GALLERY フォトギャラリー

写真をクリックすると拡大写真がご覧になれます。