センス光る2年生捕手が沖縄に 全国の舞台で潜在能力を発揮



島袋 渉捕手(2年=沖縄中央ポニー)

 北海道選抜の藤林 悠真投手(3年=北斗ポニー)の前に抑えられた沖縄選抜。4回の守備の乱れが悔やまれる結果になったが、誰よりも感じていたのはマスクをかぶった島袋 渉捕手(2年=沖縄中央ポニー)だろう。

 バッテリーミスや押し出し四球での失点があり、「ショートバウンドへの対応力を磨いていきたいです」と課題を明確に語った。

 ただ、洞察力とキャッチング、そしてスローイングは光るものがあった。メジャーリーガーの動画を参考に、フレーミングなどを勉強。いかに綺麗にキャッチングできるか学んできたという。その成果もあってか、球の勢いでミットが流れることなく、柔らかく捕球できていた。

 スローイングも同様に、柔らかくしなやかな腕の振りが印象的。イニング間の二塁送球は2.1秒ほどで、捕ってからの速さや肩の強さはまだまだ磨かなければならないところだが、盗塁を1つ刺しており、全国の舞台で結果を残した。

 洞察力については、ランナーがいる場面では、必ずといっていいほどランナーの位置を確認していた。「普段から周りを見ておくように」と指導されていて、走者を見る習慣がついた。2回の守備では、2次リードを大きくとっていた一塁走者を刺した。

「大きくリードを取っているのが見えたので、刺せると思って投げました」と2回の守備を振り返るが、中学生ながら視野の広さがあり、実に捕手向きのセンスがある選手だと感じた。

 フィジカル面に課題が多いが、沖縄中央ポニーで監督として指導する上原監督も選抜チームに同行していたが、「センスはいいと思います」と評価は高い。これからきっちり鍛えられれば、面白い存在になりそうだ。