157キロ右腕を攻略 立正大の守備職人、東北福祉大のスラッガーがアピール



157キロを計測した法政大・篠木 健太郎(2年=木更津総合)

<大学日本代表選考合宿紅白戦:紅組3-2白組>◇19日◇第1試合◇バッティングパレス相石ひらつか 

 7月にオランダで開催される「第30回ハーレムベースボールウィーク」に出場する大学日本代表選考合宿2日目は紅白戦2試合(6回制)を行い、午前中の第1試合から各選手のアピール合戦が繰り広げられた。

 日本体育大の二刀流・矢澤 宏太投手(4年=藤嶺藤沢)は白組の先発として、最速149キロの速球と130キロ中盤のスライダーで2回無失点の好投を見せると、紅組の先発・九産大の渡辺 翔太投手(4年=北九州)も、140キロ後半の速球と、高速スライダー、フォークを武器に2回4奪三振を記録するなど、視察に訪れていた多数の球団スカウトへの好アピールに成功した。

 試合は5回裏、白組の明治大・蓑尾 海斗(4年=日南学園)の適時打、関西大・有馬 諒(3年=近江)の犠飛で2点を先制した。しかし直後の6回表、紅組打線が逆襲する。5回表に最速157キロをマークした白組3番手の法政大・篠木 健太郎投手(2年=木更津総合)に襲いかかり、立正大・奈良間 大己(4年=常葉大菊川)の適時打、東北福祉大・杉澤 龍(4年=東北)の2点適時打で3点を入れ逆転に成功。その裏を守りきり勝利した。

 紅組3番手の中京学院大・赤塚 健利投手(3年=中京)は5回裏に2点を取られたが、気落ちすることなく、最速149キロの直球を軸にねじ伏せ、2イニング目の6回は無失点に抑え、勝利に貢献した。

 投げる投手の速球のほとんどが140キロ後半、それを打ち返す大学代表候補のレベルの高さが感じられる内容の濃い試合であった。

(記事=河嶋 宗一

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