筑波大が入れ替え戦回避 秋の巻き返し誓う



好リリーフを見せた寺澤神(筑波大)

<首都大学野球春季リーグ:筑波大4-3桜美林大 >◇15日◇2回戦◇等々力

 筑波大が勝利すれば、筑波大の4位、桜美林大の5位、帝京大の6位が確定する一戦。試合は3回表、筑波大が集中打で3点を先制するが、桜美林大もその裏2死から4番・揚野 公匠外野手(3年=二松学舎大附)の適時二塁打と敵失などで同点に追いつく。

 その後、膠着状態が続いたが、筑波大は8回表、石毛 大地外野手(3年=相模原)の適時三塁打で勝ち越しに成功した。川村卓監督は石毛の成長について「もともと打撃が弱く、逆方向の弱い打球が続いていましたが、強い打球も打てるようになってきました。脚力の高さを評価していた選手でした」。

 4回からリリーフした寺澤 神投手(3年=鳥栖)が無失点の好投で4対3で逃げ切った。川村監督は「まさかここまで投げられるとは驚きです」と指揮官も驚きの好投だった。

 これで筑波大の入れ替え戦回避が決定し、帝京大の最下位が決定。また日本体育大の2位も確定した。

 筑波大はシーズン初めにチーム内に新型コロナ感染者が出て、離脱者が多く出た。川村監督からすれば、「これまでの監督生活で最も苦しいシーズンでした。相手に勝つために、どうチームを作り上げるかではなく、コロナへの対応が優先になってしまった」。

 ただ、今後は厳しい戦いになると覚悟している。

「このままでは秋は入れ替え戦も覚悟しないといけないチーム状況です。戦力層が薄いのが課題ですので、しっかりと底上げをしていきたいと思います」

 筑波大は公立校の選手が多く、そこからしっかりと底上げして、他大学に対抗できるチームに育て上げるだけに、これからの秋の方が楽しみになる。

(記事:河嶋 宗一