稲城シニアが完封でベスト4へ!1番・平嶋のソロなどで東北福祉仙台北シニア下す



本塁打を放った平嶋 桂知(稲城シニア)

 8月4日、第49回日本リトルシニア選手権大会は準々決勝4試合が行われ、ベスト4が出揃った。仙台市民球場の第1試合では、稲城シニアと東北福祉仙台北シニアが対戦。試合は稲城シニアが終始試合の主導権を握り、4対0で勝利して準決勝進出を果たした。

 まずは1回表、二死二塁から4番・奈良 飛雄馬(3年)の中前適時打で先制点を挙げた稲城シニアは、2回にも追加点を挙げて波に乗る。4回には一死満塁から2番・小倉 遙恭(3年)の犠牲フライで3点目を挙げると、6回裏には1番・平嶋 桂知(3年)に中学通算7本目のソロ本塁打が飛び出し4点目。着実に得点を重ね、その差を広げていった。

 投げては、先発の山田 修司投手(3年)が安定した投球を見せる。直球、変化球ともに低めに丁寧に突いていき、回を増すごとに投球にも気持ちが入っていく。5回表には二死一、三塁のピンチを招くも、落ち着いた投球で後続を断って無得点。東北福祉仙台北シニア打線に、隙を全く与えなかった。
 投打がしっかりと噛み合った稲城シニアは、そのまま4対0で逃げ切り完封勝利。準決勝進出を決めた。

 試合後、本塁打を放った平嶋選手は「昨日、佐倉シニアに勝って勢いがありましたが、チャレンジャーの意識を忘れずに繋ぐ意識で戦えました。(本塁打は)6回にもう1点欲しい場面で、まずは塁にでようと思いましたが本塁打になりました」と笑顔で試合を振り返る。

 平嶋選手はこの試合ではセンターを守ったが、背番号1を背負っており投手としても130キロ中盤の直球を投げ込む速球派右腕だ。5日の準決勝では青森山田シニアと対戦するが、登板も十分に考えられる。どんな戦いを見せるのか注目だ。

 一方、敗れた東北福祉仙台北シニア。これまでの試合では後半の得点力で勝ち上がってきたが、この試合では最後まで打線が奮わなかった。
 中町 方成監督も「相手のバッテリーが上手かったなと。打つべきところで打てなかったということは、やはり相手の方が一つも二つも上だったのかなと思います」と語り、稲城シニアにお手上げの様子だった。

 だが東北福祉仙台北シニアの戦いは、これで終わりではない。
 16日からはジャイアンツカップへの出場が決まっており、悔しさを晴らすチャンスはまだある。3番・遊撃手の大島 健真(3年)を筆頭に個々の能力が高く、躍進の可能性は十分に感じさせた。ジャイアンツカップでは、悔しさを晴らす戦いに期待したい。

(取材=栗崎 祐太朗)

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