畔柳亨丞が復活!東海大相模も選手層の厚さを示す!



先発・畔柳

 中京大中京vs東海大相模の一戦の前に、岡崎市民球場は多くの観客で埋まった。中京大中京の先発・畔柳 亨丞は最速150キロ・最遅144キロ、平均球速147キロという高校生離れとした平均球速を叩き出した。畔柳の復活劇についてはまた詳報としてお伝えしたい。

 この試合、畔柳以外にも見所が多かった試合だからだ。

 まず東海大相模の先発・石田 隼都の投球内容はまだ試運転なイメージが否めず、常時135キロ〜141キロと決して速くはない。石田によるとまだ全力ではないようだ。

 カーブ、スライダー、チェンジアップを丁寧に投げ分ける投球が光った。投げあった畔柳は「石田投手はまだ全力ではなかったと思います。石田投手の良いのはチェンジアップだと思っていて、球速を抑えながらも、低めを丁寧に投げていて流石だなと思いました」と感心していた。石田は「自分は150キロを投げられる投手ではないですし、スピードよりもまず自分は勝ちたいです。自分の相手は畔柳くんではなく、中京大中京の打者です。0点に抑えたい気持ちが強いです。だから変化球を低めに抑えることを意識しました」

 初回にフルスロットルで投げる畔柳と比較すると、どこか力みが抜け、風格が感じられる投球内容だった。門馬監督は勝ちに徹する石田の投球を高く評価する。

 「あえて石田には『畔柳が投げるぞ!』と話していて、意識してスピードを出すのか、それとも勝ちに徹することができるのか、見ていましたが、スピードを意識セずに投げられて、ナイスピッチングだったと思います」

 2番手としてマウンドに登ったのは、求 航太郎(2年)。この試合は一塁でスタメン出場していたが、4回からマウンドに登った。求は大きく振り下ろすオーバーハンドで、常時135キロ前後・最速130キロ後半の速球とスライダー、カーブを集める投球。実に丁寧な投球ができていた。