「甲子園がかかっているんだぞ」大崎が監督の鼓舞に応えてベスト4へ!



勝利した大崎

 大崎延岡学園を逆転で下し、ベスト4進出。開催へ向けて準備が進められている来春の第93回選抜高校野球大会出場に一歩近づいた。

 2回に暴投で1点を許した大崎は6回に3番・村上 直也二塁手(2年)の犠牲フライで追いつくと、続く4番・調 祐李捕手(2年)がセンター前へタイムリーを放ち勝ち越し。さらに6番・坂本 安司投手(2年)がレフトへタイムリーを放ち、突き放した。

 坂本投手は8回に1点差に迫られたものの、粘り強い投球で延岡学園打線を2点に抑え、完投した。

 清水央彦監督は、「相手のファインプレーなどで中々点が入ってなかったので、最後の手段かなと思って、この試合は甲子園がかかっているんだぞと、あまり言っちゃいけない言葉を言って選手たちを鼓舞した」と6回の逆転劇を振り返った。

 延岡学園の左腕・須藤 綺梨(2年)の前に苦しむ中で、「市原投手の方がくみしやすい」と右の市原 大輔(3年)への継投機をじっと伺っていた。その継投機が6回一死二、三塁で3番・村上の場面だった。マウンドの雰囲気に市原が慣れる前に、村上は犠牲フライ。4番・調がタイムリーで続いた。相手の必勝パターンである継投を逆に利用した大崎の攻撃。これで、1失点で耐え続けてきたエース・坂本が楽になった。9回を完投し、18個のアウトを内野ゴロでとった。

 「低めに投げられた」と自らのピッチングを讃えたエース。春へ向けて一歩近づいたが、目標は「九州優勝」と話す。雨で前日(11月2日)の試合が流れた際には、「学校で授業を受けていました。その後に練習をして、いつも通りの月曜日だった」と話したのは主将の秋山 章一郎(2年)。地元の利を生かし、目標の九州優勝へと突き進む。