八戸西が福島商をコールドで下しベスト8へ!186センチ右腕・福島が好投



2安打無失点、11奪三振の快投を見せた松田隆之介(仙台育英)

 「立ち上がりは良くなかったのですが、味方が点を取ってくれて楽になりました。乱打戦になると思っていたので、1点でも少なく抑えることを意識しました」

 八戸西の先発・福島 蓮は、試合を安堵の表情で振り返った。
 15日の秋季東北大会は石巻市民球場で2回戦2試合が行われ、第2試合では八戸西がコールドで福島商を下して準々決勝進出を決めた。

 序盤から点の取り合いとなったが、3対2と福島商が1点リードして迎えた4回に八戸西が流れを一気に掴む。

 一死満塁から9番・福島 蓮がセンターへ走者一掃のタイムリースリーベースを放って逆転に成功すると、さらに二死三塁で2番・桐山 大空にもタイムリー。 その後、3番・西谷 泰成にもタイムリーが生まれた八戸西は、5回にもさらに1点を追加してその差を突き放していく。

 投げては、先発の福島 蓮が粘り強い投球で試合を作る。
 186センチの長身から繰り出す角度のある直球に、緩いカーブを織り交ぜながら7回を投げきり3失点の投球を見せた。
 試合途中からは、「低めを意識するため」とランナーがいなくてもセットポジションでの投球に切り替え、4回以降は無失点に抑えた。

 「捕手も良いところを要求してくれました。打たれるのは5点くらいまで想定していましたが、バックの守備も心強かったですね」

 そして最後は8対2で迎えた7回裏に、5番・廣田 大和にツーランホームランが飛び出してこれでコールドが確定。力で押し切った八戸西が、準々決勝進出を決めた。

 試合後、八戸西の小川貴史監督は「初回に点を取られましたが、最小失点に抑えたことが勝利に繋がったと思います。東北大会でのこの1勝のために準備してきました」と話し、東北大会初勝利を喜んだ。

 準々決勝では、花巻東と対戦の予定だ。全国屈指の強豪を相手にどんな戦いを見せるのか注目だ。

(取材=栗崎 祐太朗)