- トップ
- 試合記事一覧(大会別)
- 2020年 中学練習試合・夏
- 佐倉シニアvs江戸川中央シニア
佐倉シニアvs江戸川中央シニア
![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
江戸川中央シニア | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||||||||
佐倉シニア | 1 | 1 | 1 | 1 | 3 | 2 | × | 9 |
及川や森山など注目選手登場!佐倉シニアと江戸川中央シニアが練習試合で対戦!

先制打を放った4番の及川将吾選手(佐倉シニア)
リトルシニアは全国選抜野球大会が8月に延期になり、日本選手権が9月に延期となった。各地ではようやく練習試合が再開され、大会に向けて各チームは調整を続けている。
5日、佐倉リトルシニアグランドでは、佐倉シニアと江戸川中央シニアの練習試合が行われた。共に関東地区を代表する強豪チームとあり、レベルの高いプレーが随所で見られた。
先制点は初回、まずは佐倉シニアの4番・及川将吾選手が見せた。一死3塁のチャンスを作ると、直球を弾き返し先制のタイムリーヒットを放つ。
及川選手は小学校時代にマリーンズジュニアに選出された実績を持っており、佐倉シニアでも2年生からレギュラーを掴んだ強肩とシュアな打撃が魅力の「打てる捕手」だ。
試合後には「まさか大会が開催されるとは思ってなかった」と語ったが、まずは出場予定の全国選抜野球大会に向けて、順調な調整を進めている様子を見せた。
また、主将の子安秀弥選手も総合力の高いプレーを見せた。
打撃では6番に座りシャープなスイングを見せ、また守備でも二塁手として堅実な守りを披露。子安選手は投手としてもマウンドに立つことが多々あり、夏のキーマンの一人と言えるだろう。

力強いスイングを見せた森山竜之輔選手
及川のタイムリーで流れを掴んだ佐倉シニアは、2回にも8番・斉藤夢明選手のタイムリーで追加点を挙げ、その後も着実に追加点を重ねていく。5回までに7対0とリードを奪った。
対する江戸川中央シニアも、試合自体は苦しい展開となったが、それでも将来が楽しみな選手は多くいた。
2年生で4番に座る森山竜之輔選手は、178センチ90キロの体格から放つ長打力が魅力の打者。U-12日本代表にも選ばれた実績を持ち、前日には出演したテレビ番組が放送されるなど注目の打者だ。
この日は快音は聞かれなかったが、力強いスイングは随所で見せて能力の一端は示した。確実性を上げていくことが今後の課題だが、ここからどんな成長を見せるのか楽しみだ。
また、センターを守る高橋由樹選手の強肩も目を引いた。
飛び出したランナーを果敢に刺しにいく姿勢が素晴らしく、肩の強さに自信を持っていることが伺えた。打撃もフォームに癖が無く、体ができてくれば中心選手として活躍できる可能生を持った選手だ。
この日は登板はなかったが、江戸川中央シニアには他にも130キロ台中盤の直球を投げ込む岳原陵河投手という高い将来性を持った選手がいる。今後の活躍にも注目していきたい。
最終的に、試合は9対0で佐倉シニアが勝利し、その後に行われた2試合目でも佐倉シニアが勝利。例年とは違うスケージュールで戸惑いもあるだろうが、残りの期間で可能な限りの準備を行っていきたいところだ。
(取材=栗崎 祐太朗)