2019年11月23日 松山中央公園野球場 (坊っちゃんスタジアム)

U-15日本代表vsフィリピン代表

U-15アジアチャレンジマッチ2019 リーグ戦
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渡部、酒井の下位打線が活躍 フィリピン代表を5回コールド下し優勝へ王手



2安打を放った渡部海(住吉ボーイズ)

 11月23日、今治市営球場にてU-15 アジアチャレンジマッチ2019の第2戦が行われ、侍ジャパンU-15日本代表はフィリピン代表に12対1で5回コールド勝ちを収めた。

 この試合でまず目立ったのは、8番・捕手で先発出場の渡部海(住吉ボーイズ)だ。2対1で迎えた2回、渡部はセンターオーバーのスリーベースを放って出塁し、追加点の口火を切った。懐が深く、また左脚を大きく上げてタイミングを取る打撃フォームは長距離砲としての風格がありこの試合は2安打。侍ジャパンU-15では8番に座るが、上位に座っても不思議では無い打撃であった。

 また、5回にダメ押しの2点タイムリースリーベースを放った酒井優夢(橿原ボーイズ)も、7番だがボールを捉える力に秀でた選手だ。酒井は反動を使わずに低いライナーが打てる選手で、反動の動作が少ないのでミート力の高さが目を引く。この日は3安打を放ち、能力の高さを見せつけた。

 投手陣では、3回から登板したマーガード真偉輝(宜野湾ポニーズ)、5回から登板した尾﨑悠斗(糸島ボーイズ)の投球が光った。
 マーガードは、この日の最速133キロのストレートとカットボールを軸に、パワーピッチングを展開。「調子は普通です」と、初の国際舞台にも動揺すること無く2イニングを無失点に抑え、フィリピン打線を押え込んだ。
 また尾崎も、常時130キロ前後の直球を丁寧に低めに投げ込み三者凡退に打ち取る。二人の安定したリリーフが、打線をさらに後押しした。

 試合は、序盤から日本代表が着実に得点を積み重ねる展開となり、12対1の5回コールドで日本代表が勝利。危なげない試合運びで連勝し、24日のチャイニーズ・タイペイとの試合を前に優勝へ王手をかけた。

 この日は下位打線が繋がり大量得点を奪ったが、その一方で井坪陽生(八王子リトルシニア)、海老根優大(京葉ボーイズ)、浅倉大聖(世田谷西リトルシニア)のクリーンナップの3人に当たりがなかった。

 台湾戦は、これまでの相手とはひと味違うだけに、中軸の働きが重要になってくるだろう。最終戦で日本代表がどんな戦いを見せるのか注目だ。

(記事=栗崎 祐太朗)

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