2019年10月27日 徳島県南部健康運動公園野球場(アグリあなんスタジアム)

城東vs大手前高松

2019年秋の大会 第72回秋季四国地区高等学校野球大会 1回戦
印刷する このエントリーをはてなブックマークに追加   

さすらいの四国探題 寺下友徳

城東「綿密研究」で秋季四国大会初出場初勝利!



150球4失点(自責3)9安打5四球7奪三振完投で城東を秋季四国大会初勝利に導いた髙木 太陽(1年)

 「どちらかを捨てる」
 最速147キロ右腕、この日も最速143キロをマークした内田 悠太(2年・175センチ66キロ・右投右打・高松市立国分寺中出身)に対する城東のテーマはこう決まっていた。鎌田 啓幸監督にもう少し詳しく説明してもらおう。

 「内田君のようなスピードボールのある投手には変化球と両方狙わせるのは厳しい。ですので。選手やカウントによって明確にどちらかを狙うようにしました」
 5回までの5得点はまさにその成果。3回裏には二死二・三塁から徳島市徳島中時代から自主的にインディゴコンディショニングハウスでトレーニングを積んでいる3番・森本 夢叶(2年・二塁手・173センチ62キロ・右投左打)がストレートを狙い打って一・二塁間を破る2点適時打を放つと、5回裏は一死二塁から1番・谷 龍一郎(1年・中堅手・右投左打・175センチ65キロ・徳島中央リトルシニア出身)が左前に流し打って3点目を奪うと、二死二・三塁から4番・山口 純平(1年・三塁手・171センチ69キロ・右投右打・三好市立三好中出身)も追い風に乗せる中越2点二塁打。

 このように綿密な研究をベースに狙いをはっきりさせることにより、城東打線は新チーム発足時から取り組んでいる10メートルの距離からの全力投球を芯でないと飛ばない竹バットで打ち込むトレーニングを試合での有効な武器に変えた。

 守備面も然り。8回裏には7番・山本 剛央(1年・三塁手・右投左打・170センチ69キロ・善通寺市立東中出身)に適時打を浴びるなど大手前高松に一時は1点差まで迫られるも、150田m9安打5四球7奪三振で完投を収めた最速135キロ1年生右腕・髙木 太陽(右投右打・185センチ83キロ・石井町立石井中出身)は、こう試合を振り返る。 

 「先週は2日間大手前高松の映像を見て配球を考えました。左打者へのツーシームなど福井(大貴・2年・右投右打・176センチ75キロ・鳴門市第二中出身)さんリード通り投げられたことがよかったです」。十二分な準備と実行力。これによって城東は秋季四国大会初出場初勝利の快挙を手にした。

(文=寺下 友徳

この記事についてTwitterでつぶやく この記事についてFacebbokに投稿する
【関連記事】
夏の代替大会が開催されることを願って…。全国のドラフト・注目投手リスト一覧 【ニュース - コラム】
第267回 夏の代替大会が開催されることを願って…。全国のドラフト・注目投手リスト一覧【ドラフト特集コラム】
「効率性あふれる練習」と「冬の収穫」を活かして。昨秋四国大会8強の城東(徳島) 「自主性」の特性活かし前向きに 【ニュース - 高校野球関連】
第1004回 2020年の東東京の勢力図、新鋭を徹底紹介!【大会展望・総括コラム】
第5回 覚醒間近!2020春に推したい四国の4名それぞれの魅力はどこにあるのか【センバツ2020】
第1003回 春の香川は最速147キロ右腕・内田 悠太擁する大手前高松、小倉全由の教えを注がれた丸亀城西らに注目!【前編】【大会展望・総括コラム】
第1008回 「冬の野球自由研究」春・そして夏の開花へ 県立城東(徳島)【野球部訪問】
兵庫県選抜vs関西国際大【2019年 練習試合(交流試合)・秋】
大手前高松vs星稜【2019年 練習試合(交流試合)・秋】
国士舘vs都立城東【東京都 2019年秋の大会 東京都大会】
尽誠学園vs岡豊【2019年秋の大会 第72回秋季四国地区高等学校野球大会】
都立城東vs共栄学園【東京都 2019年秋の大会 東京都大会】
大手前高松 【高校別データ】
城東 【高校別データ】
第72回 秋季四国地区高等学校野球大会 【大会別データ】

応援メッセージ (2)

城東城東〜OB2 2019.10.26
気合入れ!!
城東城東野球‼️OB 2019.10.26
実力 or 21世紀枠
初の甲子園へ。

応援メッセージを投稿する

試合記事トップに戻る サイトトップに戻る