6番・外川が4安打4打点の大活躍 最終回の逆転劇で山梨学院が決勝進出



9回に逆転打を放った外川温大(山梨学院)

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 秋季関東地区大会は26日、群馬県立敷島公園野球場にて山梨学院桐生第一の準決勝が行われ、接戦の末山梨学院が最終回に逆転で決勝進出を果たした。

 この日の山梨学院の主役は6番に座る外川 温大であった。
 まずは4回表、二死三塁の場面からセンター前へ同点のタイムリーヒットを放つと、再び1点ビハインドの6回表には、一死満塁からライトへの犠牲フライを放って再度同点に。そして最終回、4対5と1点をリードを許していた山梨学院は土壇場で二死二、三塁のチャンスを作り、この場面で外川はセカンド強襲の内野安打を放ってランナー二人がホームイン。
 4安打4打点の活躍で、チームの決勝進出に大きく貢献した。

 肩よりも少し上にグリップを置いた構えたから、非常にコンパクトなスイングを見せる外川。決して大飛球を放つような打者ではないが、大振りはせずに目線もぶれない打ち方ので確実にミートができる打者だ。1回戦の文星芸大附戦でも2安打を放っており、決勝でも活躍が期待できる。



粘りの投球を見せた宮下宝(桐生第一)

 また粘り強い桐生第一打線に対して、8回を11安打5失点と我慢の投球を続けたエースの吉川 大も挙げておきたい。各打者が粘り強くバットに当て、また犠打も6つ決められるなどじわじわと相手を追い詰めていく桐生第一打線に対して、136球を投じた吉川。だが、マウンドを降りるまで決して心が折れること無く、我慢強い投球を見せた。
 決して球威のあるボールを持つ投手ではないが、エースと呼べるピッチングは見せることはできたのではないだろうか。

 山梨学院が関東大会で決勝進出を決めたのは、山梨学院大付時代の1993年以来26年ぶりのこと。健大高崎もまた、桐生第一と同様に粘り強く相手を追い詰めていくチームなだけに、決勝もまた厳しい戦いとなるだろう。その中でどんな野球を見せるか注目だ。

 一方、敗れた桐生第一は勝利まであと1アウトのところまでいったが、肝心な所で勝負弱さが出た格好だ。エースの宮下宝を中心に堅実で粘り強い野球を展開し、またこの試合もノーエラーだったことなど守備力の高さや堅実は証明されている。
 冬場の厳しい練習を乗り越え、恐らく出場することになるであろう選抜甲子園では、勝負強い桐生第一を見せて欲しい。

(文・=栗崎 祐太朗)

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第72回 秋季関東地区高等学校野球大会
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