1回戦屈指の好カードは健大高崎が制する!両チームともに逸材揃い



一條力真(常総学院)

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 健大高崎vs常総学院の一戦は2点を追う健大高崎は9回表、3番小澤 周平(1年)の同点2ランと勝ち越しスクイズで逆転し、初戦突破を決め、準々決勝進出を決めた。

 組み合わせが決まった時点で、好ゲームと期待されてこの一戦。やはり選手のレベルの高さに関東大会の1回戦でやるのは勿体ない試合となった。

 まず常総学院の先発の一條 力真は、188センチの長身から角度のある直球を武器にする本格派。常時130キロ前半から138キロのストレート、120キロ前半の縦スライダー、120キロ近い横のスライダーをコンビネーションにする。この春から台頭した投手だが、春と比べると変化球の精度が上がったことで、ピンチの場面でも粘り強く投げられるようになった。

 だからこそ9回表の同点2ランが悔やまれる。
 サイズはドラフト候補しては申し分なく、ピッチングの精度も2年秋の段階ではまずまず。あと1年間、爆発的なレベルアップを見せていきたい。

 今年の常総学院打線はジャイアンツ3位指名の菊田 拡和などスラッガー揃いだった昨年と比較すると、どうしても劣るが、その中でもよい選手がいる。それが中山 琉唯だ。常総学院打線は唯一の長打を放った。コンパクトなスイング軌道でボールを捉えるのが特徴で、スローイングも2.00秒前後と安定した軌道で投げられる。肩の強さに自信を持っているのか、座りながら投げるスローイングを見せた。非常に悔しい逆転負けだが、頼れる活躍を見せていきたい。