仙台育英、チャレンジが見えた投手継投で東北大会を制する!



仙台育英

 第72回秋季東北地区高校野球大会は18日、岩手県営球場で決勝が行われ、仙台育英が11対8で鶴岡東を破り、3年ぶり10回目の東北王者に輝いた。

 5回に6点を奪われ逆転を許した仙台育英だったが、7回に途中出場の佐々木 涼外野手(2年)が2ランを放ち1点差に迫ると、続く8回に二死走者なしから5連打で4点を奪い再逆転。5回途中から三番手としてリリーフしていた左腕・向坂 優太郎投手(2年)は9回にピンチを背負うも、粘りのピッチングで鶴岡東の反撃を凌いだ。

 仙台育英は11月15日に開幕する第50回記念明治神宮野球大会に東北地区代表として出場する。



須江航監督(仙台育英)

仙台育英・須江航監督のインタビュー
 昨日凄く良い試合ができたので、今日は決勝戦ですから、色んなチャレンジをしたいなと思って、色々挑戦した結果、クロスゲームになったのですが、よく勝ちきってくれたと思います。例えば攻撃のバリエーション、投手のつなぎ方とか、ちょっと苦しい場面まで引っ張るとか、苦しい場面で投げさせるとか、春に向けた取り組みの先に、苦しかったですけど勝てて良かったと思います。お互いにこの試合が春につながらないとダメだと思いますし、ただ勝つだけではダメな試合だと思いますから、そういう意味では色んなチャレンジができて素晴らしかったと思います。

(8回の二死からの5連打は)このチームが始まってから、終盤3回の強さがずっと出ています。これが新しい伝統だなというので自信を持ってやれているので、そんなに離されていなければ、いつでもひっくり返せる雰囲気があるので、本当に心強いです。選手は良い顔でやっていたので、必ずひっくり返せると思っていました。

 本来は投手力を整備したいと思っていたが、夏の甲子園が終わってからの2か月では間に合わず、ただ打撃に関しては想定を上回るような成果がでている。冬にしっかり修正して、春にはスケールを大きくして勝負したいと思っています。1人、1人がやることをわかっているので、強振する場面と、軽打する場面と、つないでいく場面を理解しているので、それが色んな投手に対応できているのかなと思っています。

 相手の鶴岡東さんもよく練習試合をさせていただく仲なので、いつも粘りのある素晴らしいチーム。出てくる選手も役割を果たしているので、お互いに高め合って、一緒に春に勝負したいと思います。

(明治神宮大会へ向けては)これも春につながっていなければいけないので、しっかりとしたチャレンジを、課題を持って、ただ勝敗だけにこだわらず、収穫を得られる大会にしたいと思います。