2019年09月06日 Dream Ballpark

韓国vsチャイニーズ・タイペイ

2019年 第29回 WBSC U-18 ワールドカップ スーパーラウンド
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日本戦は韓国高校球界ナンバー1投手が先発

 韓国の悪い面が目立った試合であったが、台湾は野手の球さばきもうまく、攻守にレベルの高いチームであることは確かだ。韓国にすれば、早く気持ちを切り替えたいところだろう。

 韓国の李監督は、日本戦の先発は、エースのソ・ヒョンジュンであることを明言した。ソは、韓国では超高校級と評判の投手。韓国のプロ野球には、地元の高校の選手を1人優先指名できる制度があるが、ソは、地元のKTに優先指名されている。しかも、日本は社会人野球代表が出場予定である、10月に台湾で開催されるアジア野球選手権大会に、韓国代表として出場することが決まっている。

 ソは、最速は150キロにギリギリ届かないくらいだが、ツーシームの評価が高く、カーブなど多彩な変化球を投げる。また韓国の大会では、制球の良さが評価されている。

 6月に開催された韓国の全国大会では、チームを優勝に導き、MVPに選ばれた。実は今回の韓国代表の李聖烈監督も、主戦捕手のカン・ヒョヌも、台湾戦で先発したホ・ユンドンもソと同じ裕信(ユシン)高校である。6月の全国大会を主催した韓国の有力紙『東亜日報』は、裕信の優勝を伝える7月1日の紙面で、「体力条件や柔軟性をみると、高校ではなかなか見つからない選手」という、裕信高校監督としてソを評価する、李監督のコメントを載せている。

 韓国はオープニングラウンドから持ち越される結果も含め、台湾戦の敗戦により、スーパーラウンドで早くも2敗。ただ、追い込まれた時の韓国はかなり脅威だ。

 李監督に日本チームの印象を聞くと、「我々は精神力でやってやるという気持ちでやることを、選手に望みます。相手チームのことは、話したくありません」と、日本チームについてのコメントはなかった。

 日本もここ2年は韓国に勝てていない。それだけに、期するものがあるはずだ。まず気持ちで負けないこと。そのうえで、日本の力を出し切ることが、勝利の鍵になる。政治的な状況とは関係のない、長年競い合ってきたライバル同士の好勝負を期待したい。

(文=大島 裕史)

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